2014年に「地球村の基金」で支援をしているプロジェクト「ルワンダ子供の健康プログラム」の活動レポートをルワンダの教育を考える会さまからいただきましたのでみなさまにご報告します。

 

<プロジェクトの中間報告>
1.子供の健康診断の準備
キガリ市の小学校(約200名)の子供たちへ健康診断を行うために、検査器具を備えました。また、健康診断を担当する医師、看護師も決まりました。

2.子供たちの家族への説明会開催
ルワンダの学校で健康診断を行うのは初めてです。健康診断をなぜ行うのか、やり方について学校で家族の方を対象に3月、説明会を開催しました。参加者は当初の予定を大幅に上回り、たくさんのみなさまが熱心に耳を傾けてくれました。

 説明会 のべ4回 参加者約100人

DSCN0232 .JPG健康診断の説明会にたくさんの家族が参加しました

 

3.健康診断の試行実施
本格実施を前に、3月 各学年5名全校で30名の子供を対象に健康診断を試行的に実施しました。家族の健康診断についての不安を解消していただけるよう、お母さん方が同席して検診が行われました。
その結果、心臓病1名 皮膚病1名の子供が見つかりました。このことは、子供全員に健康診断を行うことがいかに大切か、その重要性を教えてくれる結果となりました。今後、学校全員の子供たちの健康診断を行い、定期的に実施されたデータをもとに健康管理を行っていきます。  

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健康診断の様子です

 

DSCN0249 .JPGお母さんが心配そうに見守っています

 

<現地の様子・現地の声>
ルワンダでは貧困のためお昼に弁当を持ってこられない子供や栄養面で不十分と思われる子供がたくさんいます。しかし、学校で健康診断を行う制度がなく今まで一度も実施されてきませんでした。今回、当会がフェリシモ 地球村の基金の支援をいただいて初めて実施できることになりました。

今回の検査で、心臓病が見つかったお母さんから
「今までどうしてこの子は元気がないんだろう?とずっと前から疑問に思っていました。今回、心臓病が見つかり、やっとその理由がわかりました。早く治療し元気な姿の子供を見たいです。」
との感謝の声が寄せられました。

そのほかにも、自分の子供の健康について不安を抱えるお母さん達がたくさんおり、早く全員の健康診断をやってほしいとの期待が高まっています。

 

日本では、全国すべての学校で当たり前に行われている健康診断が、ルワンダでは今まで実施されてきませんでした。ルワンダ内戦から20年以上たって今回初めて健康診断プログラムが始まりました。これもひとえに、全国のたくさんのみなさまのご支援のおかげです。ありがとうございました。そして、「子供の健康プログラム」を全面的にサポートして下さったAMDAのみなさまにも感謝です。

これからは、健康診断を支える医師スタッフの専門教育が求められます。スタッフの方のそうした教育研修を予定しています。また、子供と家族を含めた地域の健康意識の向上にも取り組みますのでルワンダの未来を担う子供の未来のためにこれからもご支援をよろしくお願いします。1つの学校のささやかな健康診断の取り組みが、やがて周辺の学校にも広がりルワンダの国に大きく花開くことを期待しております。

(ルワンダの教育を考える会 阿部 貞夫さまより)

 

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