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お題01
お金を渡す時、絶対にウケる封筒

羽の生えた封筒/一瞬何枚も入っているように見える封筒

妄想工作所所長:乙幡啓子
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その1:羽根の生えた封筒

お題を聞いて真っ先に浮かんだ風景、それは・・・お札に羽根が生えて飛んでいく場面だ。うちの母もよく「お金に羽根が生えてるようだわ!」とボヤいていた。
そんな感じの封筒を作ってみた。


oz_0401_01.jpg 特に付ける角度や位置がなかなか決まらない。なめてた。

oz_0401_02.jpg翼の生えたエンジェル、じゃなくて万札。

透けてなおかつハリのある紙で封筒を作り、背中に白い紙で羽根を生やしてみた。 羽根の造型とか、付ける位置とか、やってみると意外と、細かい試行錯誤の連続だった。

羽根は折りたたんで格納もできる。
お金を入れないうちは、どこかに止まって休んでいるという状態である。
それがひとたび、お金を入れて羽根を広げると・・・

oz_0401_03.jpg 憎らしいほどに、スイーッと。

この青空に
翼を広げ


oz_0401_04.jpg遠く去っていく・・・ さっきまで私のものだったのに。

私のところから飛んでゆきたい・・・のか?えぇ?諭吉さんよ!



oz_0401_05.jpg くぅーっ。

こうやって羽根を広げて人にお金を渡せば、今月のキツい財布事情を言外に匂わせつつも
「あぁまたお金が飛んでいく~」など言い添えておちゃらけ感を出すことができ、
場を和ませることができる。

お正月に3袋、4袋と渡り鳥のように連なって飛んでいく場合はなおさら 「あぁ、おばさん、お年玉でツラそうだけどその反面なんだか楽しそうだわ」と、親戚ウケもよくなるに違いない。

oz_0401_06.jpgきっと帰ってくるんだよ~!





その2:一瞬何枚も入っているように見える封筒

もうひとつ考えてみたのだが、こちらはまあプロトタイプということで勘弁願えれば (いきなりの試作発言)。

oz_0401_07.jpg 一見、ふつうの封筒に見えるが・・・

ミラーペーパーという紙が画材屋さんにあったので、買ってみた。 これをミラー面を内側にして、封筒を作る。

oz_0401_08.jpg ミラーは写り込みがあるので撮影が難しい。作業部屋の天井です。

そしてお札を入れますってぇと! ミラー効果で何枚にも増えてみえるって寸法だ。

oz_0401_09.jpg おお、一見1万円が3万円くらいに!


oz_0401_10.jpg うほほ!ルンバでも買っちゃおうかしら。


ただしよく見ると絵柄が反転してるし、 もっとよく見ようと封筒を丸く広げると映っているお札もびろーんと広がって異様に大きくなってしまう。
あくまで一瞬、喜ぶだけで、あとは空しさの残る封筒となった。


このアイディアをくれたのは…

妄想工作所所長:乙幡啓子

1970 年群馬生まれ・東京在住。ニフティ「デイリーポータルZ」で脱力系工作記事などを連載するほか、モノ作りイベントやワークショップ、講演などでも活動。著書に「妄想工作」「乙幡脳大博覧会」「笑う、消しゴムはんこ。」。ラーメンズ片桐氏との共演DVD「また、つまらぬ物を作ってしまった」が絶賛発売中。また妄想工作所名義で「ほっケース」「スペース・バッグ」などの雑貨製作・企画も行う。 http://mousou-kousaku.com/

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