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お題02
出しっぱなしでも面白い布団収納

米俵布団袋

妄想工作所所長:乙幡啓子
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「ありがたみ」というベクトルを採用


今回のお題は正直言って、アイデア出しで相当悩んだ。フェリシモさんがかわいい動物モノで「勝ちパターン」とも言うべきものをすでに出しているためだ。
とここで何気なく"持ち上げて"みる(これ伏線)。

なのでもう、こちとら自由にやらせてもらうことにした。
決定したネタは「米俵」だ。どうだ自由だろう。

とりあえずのサンプルを作ってみる。まずは布団の大きさを測ることからだ。

ot_5_01.jpgこんな感じか。うん、だいたいアレに近いな、と。

測った数値を元に、布を裁断。
本当は詳細な写真があれば、それを布に印刷すれば済む話なわけだが、資料不足のため(そらそうだ、米俵の詳細資料など普通の家にはない)、えいやっと、絵を布に描いていくことにした。米俵の、絵を。ちなみにこの時点で締め切り前夜だ。

ot_5_02.jpg製作の様子。とにかく表面積が大きい!描いても描いても終わらないんだ。

普通の薄い布(シーチング)がうちに大量にあったので助かった。地の色は布描き用絵の具を薄めて、細かいディテール(藁とか縄とか)は布描きペンでひたすら線を入れる。
この辺はしなくてもいい苦労なので、読み飛ばしていただいてかまわない。

ファスナー付きで縫製し、布団を押し込めたら、こうなった。

ot_5_03.jpgベッドサイドに米俵ゴローン。

ot_5_04.jpg出しっぱなしでもほら、ありがたい感じに。

これなら、こうやって部屋の隅にゴロンと置いていても「ああこの家はこうやって備蓄してるんだな」と思ってもらえるし、気にならない。
家族の分も合わせ2段3段と増やせば、代々続く庄屋気分を味わえるかもしれない。これで今年も冬を越せるべ。

また、この「米俵布団袋」の本当の醍醐味はここにある。"持ち上げる"のである。誰でも一度は米俵を持ち上げたいと思ったことがあるだろう。アレを布団で体験できるのだ。

ot_5_05.jpgどんと来い!

ot_5_06.jpgウォリャー2俵で120kgだ!(※左の1俵は合成です)

というわけで1俵でも何俵でも楽しめる「米俵布団袋」、いかがでしょうか。

ot_5_07.jpgこ、腰が・・・(実際は羽毛布団入り)




このアイディアをくれたのは…

妄想工作所所長:乙幡啓子

1970 年群馬生まれ・東京在住。ニフティ「デイリーポータルZ」で脱力系工作記事などを連載するほか、モノ作りイベントやワークショップ、講演などでも活動。著書に「妄想工作」「乙幡脳大博覧会」「笑う、消しゴムはんこ。」。ラーメンズ片桐氏との共演DVD「また、つまらぬ物を作ってしまった」が絶賛発売中。また妄想工作所名義で「ほっケース」「スペース・バッグ」などの雑貨製作・企画も行う。 http://mousou-kousaku.com/

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