CCP から新しく生まれた、「障がいのある方たちのニーズに応えた、お出かけ応援グッズ」
[Cheerful Smile チアフルスマイル ]!
これまでの商品企画のノウハウがチャレンジド当事者の方たちやご家族の
生活を応援することにダイレクトに役立てば!と考えて、
CCP部(社内のプロジェクトです♪)のプランナー3人で昨年初夏からスタートしました。
お出かけの「困った」「こんなのあったら!」をお聞きしました。
まずは、神戸市の支援学校にお子さまが通うママたちに
フェリシモ本社に集まっていただき、座談会を開きました。
今回のテーマ、「チャレンジドのおでかけ応援」ということで、
●障がい者手帳の持ち歩き(手帳ケース)
●病院へのお出かけ(ホスピタルバッグ)
●電車でのお出かけ(パスケース)
の3つのシーンでアイテムを考えていました。
それぞれで「困った!こと」「こんなのあったら!」
をお聞きしました。
●障がい者手帳は、自治体によって、サイズや仕様(冊子タイプや蛇腹タイプなど)が違いますが、
・レジャー施設の切符売り場や施設などの窓口で、
「さっと取り出して、必要なページを提示」できたらということと、
・「バッグの中で迷子になる」のが困るということ。
・長く使うものだから、汚れや折れ、水ぬれから守ってくれる素材のケースがあればいいな。というご意見。
●病院へのお出かけは、
・各科の診察券やお薬手帳など持ち物が多くて、
あわててると、忘れ物しがち!
・汚れものが出ることがあるから、防水のポケットがあるとうれしい。
・貴重品だけ持ち歩けるポーチとかあると、移動に便利。
などなど。
●電車でのお出かけでは、
・改札でもたもたしてると、多動な子どもが
先に行ってしまって困ったことがある!
・リールがあって、福祉乗車証がタッチできると便利。(神戸市のはICカードなんですね)
本人と介護者のカードを連続タッチできる開きタイプだといい!
・パスケースのリールに鍵も付けられたら、玄関での同じようなもたつきを防げる!
初回の座談会のお声を踏まえて、ファーストサンプルをUP!
そのあと2回目の座談会で、さらに詳しくご意見をうかがいました。
PTAの仲間ということもあり、
「あるある!」「そーやねー」と大盛り上がりで^^
楽しく貴重なお声をくわしくお聞きすることができました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
・・・さらに全国のみなさまにFace Bookやメールを通じて、
アンケートでもご意見をお聞きしました。
誕生した商品の詳細ページはこちらです。
我が家には3人の子供がいます。
息子2人が発達障害です。
母の私もadhdです。
1人は重度知的障害と自閉症、てんかんの19歳
1人は中度知的障害とadhdの高3です。
お出かけや自主通学でつかうものは市販のものをひと手間加えて
つかっていますが、なかなか使い勝手が思うようによくならず、
困っています。家の安全確保や工夫も自分流でやっています。
1個人なので、ものづくりなど出来ない部分があり、こうできたらなーとかアイデアはあっても現実化できない現実があります。歯がゆいです。
こういう親御さんはほかにもいるんじゃないかな、と思う毎日です。
そういうアイデアを生かせる場所があったらいいのですが、
ccpプロジェクトのなかで生かせたら嬉しいな、なんて思っています。
そんな場所がぜひできたら、、、と思い、コメさせていただきました。
投稿: とのさく | 2019.8. 4