幸福のチョコ部 世界のチョコとショコラティエ

CHOCOLADE Atelier

ショコラーデ アトリエ

 

このショコラティエの前評判は、「2時から6時までしかお店を開けないショコラティエ。」でした。長らくこの仕事をしてますが、そんな話は始めてです。駅からバスに乗り換えました。バスからは徒歩です。大きな一軒家が並んでいますが、ここらの一軒家は大きくて間が広く開いています。人っ子一人とおりません。ながらく歩いて、絶対ここじゃないっ。と思ったときに看板が見えました。あってました。見るからにおうちです。ここがショコラティエ?まあ、一応看板があるけど、ドアを開ける勇気が・・・。と思ったら、ここの人が庭から出てきました。お店ではなく、庭からです。「最近は庭いじりのほうが忙しくってね。」って、じゃあ今誰が店にいる?オーナーはバルトさん。その方について入ると、本当にお客さまもいなければ、誰もいない。本当にこの人一人ぼっちのお店です。たこ焼きの屋台の幅くらいのお店です。そして、その奥が、お店のわりに大きなアトリエ。
バルトさんは、この仕事を始めるときに、全部自分の目で見える範囲のお店にしたかったそうです。確かに。だから、朝7時からその日の分だけのチョコを作るそうです。その後2時からオープン。
私が行ったのはちょうど一年でもっとも忙しいイースターが終わったころ。やっと落ち着いたころでした。奥のアトリエで気さくにチョコづくりの実演が始まりました。「こうやって作るんだ。」そこに、近所の子どもたちの自転車の音が聞こえました。なんと、遊びに来たのです。私は小学生といっしょにチョコの実演を見ることになりました。のどかなベルギーチョコです。
ほとんどはオーダーメイドチョコを作っているそうです。アトリエの奥に特大のイースターのうさぎチョコがまだいました。ベルギーでは、日本のデコレーションケーキのように、結婚式や誕生日にその人の趣味や仕事をモチーフにしたチョコオブジェがプレゼントされます。このご近所まわりのそんなチョコもいろいろ作っているそうです。まさに、アトリエという感じです。
日本でも山の中にいきなり、お蕎麦屋さんが立ってたりしますよね。脱サラをして、とにかくこだわってお蕎麦つくってます。的な。そんな感じのベルギー版だと思ってください。
しかし、会うなりいきなり言われたことがあります。「一人だから数ができないよ。200個が限度。」うーーーん。困った。でも、紹介したい。このアーティストのチョコ。あまり買わないでください。お願いです。 このようなマニアックな絶対日本人が行かないような僻地のチョコを、お探しの方にだけおすすめしますので、他の方はご遠慮いただければありがたいです。
どこにも売ってないし、なかなか自分ではいけないところにあるチョコ。お取り寄せの意味は十分すぎるほどあると思います。けど。ほんとうにたくさんは買わないでくださいねー。

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