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「ミニツク」は、フェリシモのおうちレッスンプログラムブランドです。
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2016.4.20 「今度いつ来てくれる?」子どもたちの輝いた目から生まれた"てのひらを太陽に基金"の活動

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「脳がめざめるおえかきプログラム」についている「てのひらを太陽に基金」は、アートワークショップを通して、心のケアが必要とされる災害地域や、医療機関、保護施設など、子どもたちの夢や感性をはぐくむ活動に運用されています。

きっかけは子どもたちのきらきらした目に出会ったこと!

基金によって実施されているアートワークショップは、特別に考案された「臨床美術*」のアートプログラムです。「臨床美術」をベースに、、基金付きのフェリシモオリジナル商品として「脳がめざめるお絵かきプログラム」を開発したのがプランナーみりです。臨床美術士の資格を持つ彼女が、どんな思いでこのプログラムを作ったのか、ご紹介します。

*臨床美術とは、独自のアートプログラムに沿って、創作活動を行うことによって、脳を活性化し、認知症の症状が改善されることを目的に開発された芸術療法です。

「今度いつ来てくれる?」と喜んでいる姿を見て

商品化のきっかけは、東北の学童保育所に行ったときの体験からです。
いち臨床美術士だった私は、東日本大震災後まもない東北の学童保育所に行き、臨床美術のワークショップを行いました。
そのワークショップでは、「表現する」ということに、みんな一生懸命で、目をきらきらさせていました。
「今度いつ来てくれる?」と喜んでいる姿をみて、臨床美術が必要な人がどれほどいるのかを実感しました。

kikin_20160418_01.jpgたくさんの色にテンションアップ

子どもは明るいけれど必ずストレスはたまっている

あの被災地の景色を見て、「子どもは明るいけれど必ずストレスはたまっているはず」と思いました。というのも、自分も神戸で被災し、被災者のショックとストレスが10年以上続くと知っていたからです。どうしようもないけど、消えないショックとともに生きていかざるを得ない。

臨床美術は一部の限られた人が受けられるものではなくて、もっともっとアートの力が必要な人に届けるべきだと思いました。でも、臨床美術が必要な人に対して、それを受けられる場はあまりにも少ない。そこでいつでも家で臨床美術が体験できるようにと、「脳がめざめるお絵かきプログラム」を企画しました。

子どもたちに臨床美術を少しでも届けるための基金

この「脳がめざめるお絵かきプログラム」に基金をつけているのは、初めて出会った東北の被災地や児童保護施設の子どもたちなど、もっともっと自己表現が必要な子どもたちに臨床美術を少しでも届けるためです。

プログラムを買っていただいたみなさまは、絵を描くことでちょっと非日常なストレス発散ができる。そしてそのときの豊かな気持ちが、基金を通じて、次は子どもたちにプレゼントされます。
まさに「アートでハッピー」が子どもたちに広がっていくのです!

kikin_20160418_02.jpg

夢中になって絵を描く子どもたち

「てのひらを太陽に基金」の名前の由来

基金の名前「てのひらを太陽に」の由来は、東日本大震災の後に、漫画家の故・やなせたかしさんと一緒に、非常食になる缶詰パンを企画したときにさかのぼります。缶詰パンには、やなせさんが作詞した『手のひらを太陽に』の歌詞をモチーフにパッケージ用のキャラクターを描いていただきました。そして「てのひらを太陽に」基金付きで販売しました。

「僕らはみんな生きている」という人生の賛歌の歌詞は、臨床美術の現場で感じることに共通します。だから「脳がめざめるお絵かきプログラム」も同じ名前の基金付きで販売したいと考えました。

やなせさんは、「もう引退しようと思っていたけれど、東北の震災でそれどころじゃない、もっとやらないと」と、執筆活動を続けられていました。基金名の使用についてもご快諾いただき、いつか一緒に脳がめざめるお絵かきプログラムができたらと願っていましたが、残念にも2013年に亡くなられました。でも、この基金の名前をみるたびに、今でも先生とつながっていられるように感じます。

「脳がめざめるお絵かきプログラム」シリーズの「てのひらを太陽に基金」は、プログラムをお申し込みいただくと毎月10円を基金としてお預かりします。集まった基金で、各地で臨床美術のワークショップを実施しています。

実施したワークショップは50回以上!

東日本大震災が発生した2011年からこれまで、「てのひらを太陽に基金」と、フェリシモの「東日本大震災もっとずっときっと基金」としてみなさまからお預かりした基金で、岩手県や福島県など東北の学童保育所に通う子どもたちを対象に、ワークショップを実施。また、その後、東北以外の地域の児童保護施設でも実施しました。

実施しているアートプログラムの内容は、臨床美術士の進行のもとで、こどもたちがアート作品を制作するというものです。500色の色えんぴつや、オイルパステルを使って絵を描きます。自然のものをモチーフに使ったり、抽象画を描いたりとテーマはさまざまです。全国各地の臨床美術士の協力を得て開催したワークショップの回数は、この5年間で50回以上になります。

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モチーフを見ながら色を選びます

全国各地の臨床美術士からの報告や感想をご紹介します。

関東の児童保護施設にて

この児童保護施設では、2歳~高校生まで約200人が暮らしています。さまざまな問題をかかえる子どもたちですが、お絵かきの時間は、臨床美術士と子どもたちや、学年の違う子どもたち同士でコミュニケーションが生まれて、安心している様子が伺えます。開始までの間に、自分の好きなCDをみんなと聞くために持参する子がいたり、宿舎にもどってから作品を飾る子がいたりと、この時間をとても楽しみにしてくれています。

東北の学童保育所にて

東日本大震災を機に臨床美術士になりました。そして、私にとって被災地での最初のボランティアが、500色の色えんぴつを使ったワークショップでした。たくさんの色を目の前にすると、子供たちの表情が明るくなります。そんな子供たちを嬉しそうに見つめる先生たち。色の魔法でどの学童もあたたかい空気に包まれていました。制作中はお互いの作品をほめあったり、色えんぴつを譲り合ったりと和やかな雰囲気です。これからも子供たちを笑顔にする活動を続けていけたらと思います。

東北の小中学校にて

東日本大震災発生時、私の脳裏を巡ったのは、子ども達の命を預かっている先生方の緊張感と子ども達が感じたであろう恐怖でした。彼らのために自分ができることは何か模索していたとき、フェリシモさんのこの事業を知りました。おかげさまで、これまで7校の小中学校で、500色の色えんぴつのアートワークショップを実施することができました。また、これをきっかけにして交流が生まれた学校もあります。この活動をできるしあわせに感謝しながら、微力ではありますが、継続していきたいと思っています。これからもご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

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各地のワークショップの様子

「WORLD OEKAKI PROJECT(ワールド オエカキ プロジェクト)」

「脳がめざめるお絵かきプログラム」の開発をきっかけに、アートを通じて個性を認め合い、違いを楽しめる社会を目指す取り組み「WORLD OEKAKI PROJECT(ワールド オエカキ プロジェクト)」を立ち上げ、各地でワークショップを開催したり、臨床美術士養成講座を実施したりしています。
⇒「ワールド オエカキ プロジェクト」サイト
 

「脳がめざめるお絵かきプログラム」シリーズ

「脳がめざめるお絵かきプログラム」は、臨床美術協会の監修により、芸術造形研究所が開発した臨床美術をもとにフェリシモが企画したミニツクのオリジナルプログラムです。毎月テーマに沿ったお絵かきキットをお届けします。このプログラムでは、自宅でどなたでも気軽にアート体験ができ、技術に縛られず自由に描くことで気持ちが開放され、リフレッシュできます。

脳がめざめるお絵かきプログラムを見る

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