ミニツク 楽しいゆる活プログラム

受講者向けメニュー

ミニツクショップ

  • facebook
  • twitter
  • instagram

「ミニツク」は、フェリシモのおうちレッスンプログラムブランドです。
ミニツクの最新プログラム情報や、気軽にゆる~く楽しみながら、自分を少しずつ高める活動「ゆる活」な情報を発信します!
運営者:フェリシモ

手軽な習い事・お稽古のミニツク・ゆる活について
  • facebook
  • twitter
  • instagram

2019.2.28 東洋医学的「ストレス」との付き合い方 ~気は減り続けるって本当?!~[鋤柄誉啓さん(その1 )]

, ,

  • LINE
  • twitter
  • facebook

京都タワーを見上げながら、町屋が並ぶ通りを歩いて約10分。
「新町 お灸堂」は、JR京都駅からアクセスがよく、滋賀や大阪からも温かな治療を求めて患者さんが通うお灸専門の治療院です。
「お灸だけ? 鍼は?」「熱くないのかな?」「自分でツボって探せるの?」
大きな期待と少しの不安のなか、「第6回好きの針路相談」は、白いのれんに清潔感が漂う「新町 お灸堂」に、 「ひとりでキュウっとふたりでほっこり ふれあい灸活プログラム」 監修のスキカラ先生こと鋤柄誉啓(すきから たかあき)先生を訪ねました。

「おはようございます」
ほっこりと温かな笑顔で、のれんの奥から現れたスキカラ先生は、おだやかな口調とわかりやすい言葉で「東洋医学」や「養生」について教えてくださいました。
お灸初心者の素朴な疑問にも、ゆっくりとすべてを答えていただけるので、安心です。
「治療の前に、まず信頼関係ですよね」そう語る眼差しに強い信念を感じることができました。


鍼灸師 鋤柄 誉啓(スキカラ タカアキ)先生
明治国際医療大学鍼灸学部卒業、はり師、きゅう師の国家資格を取得。2013年3月関西発のお灸専門サロン「新町お 灸堂」を開院。特に女性の「冷え」「痛み」「体質改善」に取り組む。同年よりお灸を広める活動「MOXA PROJECT」をスタート。施術以外にもお灸専門家として多方面で活躍中。


2013年 お灸専門治療院「新町 お灸堂」オープン

190228sukikara-sensei1-2.jpg

聞き手1 スタッフ たにー 以下:たにー) よく町でみかけるのは「鍼灸院(しんきゅういん)」という看板が出ている治療院は、「鍼(はり)」と「お灸(きゅう)」で治療をするところなんだな......と理解しているのですが、こちらの「新町 お灸堂」では「鍼治療」はされないのですか?

鋤柄誉啓 以下、 スキカラ先生) そうですね、一般的には「鍼灸院」が多いですね。国家資格としてはほとんどすべての人が「はり師」と「きゅう師」の資格を取得するので、治療院の先生はどちらの資格もお持ちだと思います。ここで「新町 お灸堂」として、お灸に特化した治療を始めたのは2013年からです。

たにー) スキカラ先生も鍼の資格もお持ちですが、お灸だけの治療をこちらでされているんですね?何か理由はありますか?

スキカラ先生) はい、実はここでも鍼の治療はできるんですが......実は自分があまり「鍼を好きではない」という理由でやっていないだけなんです(笑)。鍼がからだの中に入っている状態が苦手なんです。なので、それ以外の使い方......例えば、少し刺激を与えるとか、ゆるくトントンと叩いて患部を治療する方法なら鍼での治療も行っています。


そもそもお灸って?

190228sukikara-sensei1-3.jpg

たにー) スキカラ先生に監修いただいた灸活プログラムのテキストでは、お灸をすえる場所......患部というのでしょうか? そこを探すときに、ツボ押しのような方法ではなくて「なでる・さする」というような方法を紹介されていますよね?

スキカラ先生) ツボを探すというと、誰でもちょっと押してみて固いところを見つけたくなると思うんですが、ギュッと押してしまうと割とどこでも痛く感じてしまうんですよね。じゃあそもそも、ツボってなんだと思いますか?

たにー) えっ? ツボ、ツボ......ん~~改めて聞かれると......。

スキカラ先生) ツボって「穴」なんですよね。例えば、ボウリングのボールの穴を探すとき、押したりしないでボール全体を手のひらで撫でて探しますよね? あんな感じでそーっと触って探して欲しいんです。ちょっと凹んだような、他のところと違う「穴」が見つかるはずです。
東洋医学では体調の変化や状況を体の表面から捉えることができると考えます。ツボをお灸で温めたり刺激を入れることで、健康な状態に調整することができます。ツボ以外にも脈の打ち方などでも体調はわかります。


東洋医学の診断法

聞き手2 スタッフ カナメ、以下: カナメ) 先生、今もとても熱心に私たちを「見て」くださっていますよね? (笑)

スキカラ先生) いやいや、今はそういう意味ではなくて(笑)お話する方とは礼儀としてきちんと目を合わせようとするクセがあって......育ちがいいから(笑)。

カナメ) そうでしたか(笑)。でも、見られて不快な感じは全くなくて、「受け止められている」安心感が得られます。しんどいときに力になってもらえそうだと感じますよ。こんな感じで初診カウンセリングは30分間、体調について詳しく聞いてくださるんですね。

たにー) 患者さん以外の方でも、顔色とか表情の動きとかを職業的な目で見てしまうことはないですか?

スキカラ先生) 目に光やツヤがないとか、動きが細かいとか、逆に目が動かないとか。そういう人を見ると「つらそうだな、大変だな」と思います。患者さんの場合は、目だけでなく全身の情報をキャッチするように心がけます。
伝統医学では「四診」という言葉があります。「4つの診断」という意味で、望診(ぼうしん)・聞診(ぶんしん)・問診(もんしん)・切診(せっしん)の4つです。
望診は、動作や眼の光、顔色や皮膚から情報を得ます。聞診は、声の大きさ、高さやハリから診断します。ストレスがあると声は高くなり、疲労があると小さくなったり、低くなったりします。問診は、患者さん自身の自覚している症状やこちらの質問に対する答え。そして切診は、実際に体に直接手で触れることを言います。


「気」は減るんです。

190228sukikara-sensei1-4.jpg

たにー) 不調を感じて病院に行くと「ストレスですね」と言われた......という話を聞いたことがあります。検査をしても数値的には何も異常は出ないけど「元気がない」という状態は誰にでもありますよね? そもそもストレスって何なのでしょう?

スキカラ先生) 「気を遣う」という言い方をしますが、「気」というのは遣うと減るんですね。「気配り」という言葉でもわかるように、「人に配ってしまう」わけですから、減っていくんです。わかりやすく言うとね、会いたくない人とご飯を食べていると、実に具体的に疲れます(笑)。それが「気が減ってしまった」状態です。

カナメ) 「気」は減る! 具体的に疲れる! それは避けたい......(ため息)。

スキカラ先生) しっかり疲れるので、見た目にも「ぐったり」で、調子が悪いのがわかるわけです。「気」がめぐると、からだはやわらかくて温かい、めぐらないと固くて冷たい。そうなると心身ともに弱ってしまうんですね。でも、なかなか検査の結果には出ないでしょうね。なので病院で「ストレスでしょう」と言われる。
これはなぜかと言うと、西洋医学では「気」という概念がないからなんです。


東洋医学の健康法と「養生」について

190228sukikara-sensei1-5.jpg

たにー) 東洋医学の「気」の考え方について教えて下さい。

スキカラ先生) 東洋医学でいう「気」を減らさないようにすることを「養生(ようじょう)」と言います。養生は文字の通り「生命」を「養う」ということ。減った「気」は増やすことができないので、「守る」ことで健康を保つようにします。生まれたての赤ちゃんがいちばんたくさん「気」を持っています。気がめぐっているので、温かくてやわらかいです。

カナメ) 赤ちゃんが近くにいると和むのは、何らかのエネルギーをもらっているからかもしれませんね。

スキカラ先生) そうですね。なので、温かいものを食べて、よく眠り、命を守って養って......そうすると10代の頃の元気さは取り戻せないにしても、その年齢なりの健康体には近づきます。だけど、大人は好きなことばかりもできないし、社会生活を営むうちに、「気」が減って疲れてしまい、ぐったりします。
「気」は減るんだ、大人は疲れるんだ......という前提で、お灸で養生をしてほしいですね。

東洋医学の考え方、養生法をベースに、「気」の守り方、養い方をお聞きしましたが、それにしても「気」が減るとは、一同、大ショックを受けました。
大人になると、仕事や家庭、子育てにご近所づきあいなどなど、ノンストレスでは過ごせません! 「具体的な疲れ」を溜めないように......そして、少しでもぐったりしそうになったら「お灸」で、温まりましょう。
お灸に興味はあるけれど、どこで買ったらいいのか分からない、どうやったらいいのか不安という方は必見!
「初心者さん必見・セルフお灸ノウハウ」は下の「小ネタを見る」ボタンから。

190228sukikara-sensei1-6.jpg

スキカラ先生と一緒に作った「ふれあい灸活プログラム」を見る

この記事をシェアする
  • facebook
  • twitter
  • LINE
この記事を書いたキュレーターは……
ミニツク パートナー がっちゃん

「ミニツク」公式アカウントをフォローする

▼Facebook

▼Twitter

この記事もオススメ!

プログラム一覧から探す アンケート、ギャラリー、商品情報などプログラムから探す

ホビー・クラフト
リフレッシュ
教養・スキルアップ
美・健康
暮らし