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2019.9. 5 専業主婦時代に洗剤を買い込んで実験 ~初めはママ友から、口コミで全国に~[本橋ひろえさん(その2)]

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サクサクと的確にすべての質問に答える本橋さん。理学部化学科出身とのことですが、ご自身では特に理系が得意だったという意識は無かったそうです。あっけらかんと「社会が出来なかったんですよ」「ときどき学校をサボってましたよ」と笑顔で本音を語られる姿を見て、ご自身こそがナチュラルな女性なのだと気づかされます。 今回は、本橋さんの学生時代から講師になるまでの道のりをひも解いてみることに......。


ママサークルから全国展開へ

カナメ) ナチュラルクリーニングについては、「自然界にあるもの」で、汚れを「分解」するというお話に目からウロコでした。この講座は、いつからどんなきっかけで始められたのですか?

本橋) 子どもが小さい時、ママ友と話しているとアレルギー対策でベビー用のシャンプーや洗剤をわざわざ買っているという話を聞いて成分を見ると「えっ? これは肌にやさしくはないなぁ」と思ったことがあって。

カナメ) ご自身がアトピーだったことで、洗剤やシャンプーの裏の表示をよく見るようになったとおっしゃっていましたが、その経験と理系の知識でママ友に説明ができたということですね。

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本橋) そうですね。「なぜその石けんだとダメなのか」「なぜこれが危険なのか」を説明しているうちに「ちょっとまとめて話を聞きたいわ」と言われたことが、このコンテンツのスタートです。当時は肌の弱い子どもの衣類のお洗濯についてお話をしていました。人数は10~20人程度でしたね。でもそのうち洗濯よりも掃除の方が「汚れが落ちる瞬間」を見ることができて、理解がしやすいのでは? と思い、そうじの講座をするようになりました。

たにー) 汚れが落ちる瞬間! 確かに洗濯機の中では確認できませんね。おそうじなら目の前で汚れが落ちるところが目撃できます(笑)。理系目線だと、そういう捉え方になるんですね。


自分の目で確かめられる科目が好き。

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本橋) 実は自分が「理系だな」とは高校生の頃までは思っていなくて......ただ、とても実験が好きだったんですね。実験は他の科目と違って、手元で答えが明らかになるのが楽しかったんです。机の上で何かを暗記するのとか、先生の話を覚える科目よりも、目の前に事実がある科目の方が、私には気持ちよく理解ができました。

カナメ) 手元で答えが明らかになる......おそうじは確かにそうですよね。暗記モノの科目は好きではなかったのですか?

本橋) もう社会が全然ダメで(笑)。先生の話を聞いていても歴史なんかだと「本当にそうなのか? この先生が見てきたわけではないし」とか思うと、冷めてしまう(笑)。娘に笑われたんですけど「ママは子どものころ、バクフっていうのは人の名前だと思っていて、エドバクフさんって意外と長生きだね~なんて思っていたのよ」なんて(笑)。ひどいでしょ? 興味のないことはこんな感じなんです。


あこがれはムツゴロウ王国

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カナメ) 大学は衛生学部化学科(現:理学部化学科)へ進まれ、就職に関しては「どんな仕事に就きたい」という考えはありましたか?

本橋) 実は小さいころからムツゴロウさん(作家 畑正憲氏)の動物王国に憧れて獣医さんになりたかったんです。ムツゴロウさんは東大卒の獣医さんで無人島を開拓して、多くの動物を飼われていて、そんな生活がいいなぁとファンクラブに入ったり、本もたくさん読みました。

たにー) ええっ!? 獣医さんだったんですね。動物好きのおじいちゃんだと思っていました(笑)。

本橋) 受験生の頃は獣医学部の見学にいくつかの学校を訪問しましたね。ただ6年間勉強をしなくてはならないのと、獣医学部のある学校が少ないということもあり、結局は理学部へ入学しました。


毎日「通う」ことに飽きるんです(笑)。

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カナメ) 学生の頃、打ち込んでいたものは?

本橋) 高校生の頃は個別塾で講師のアルバイトをしていました。学校の授業でわからないところを教えるタイプの塾だったので、「どこにつまずいているのか」をキャッチすることに気を配っていました。生徒に寄り添いながらいろいろな工夫をしたので、当時の経験は今の活動に生かされていると感じます。それから高校がとても自由な校風だったので、しょっちゅうサボって(笑)「ひとり遠足」をしていて、江の島とか箱根に行っていました。あ、特に学校が嫌いだからというわけではないんですよ。これは後でわかったことなんですが、実は私、「同じところに毎日通う」ということが苦手なんです。

たにー) なるほど、学校は毎日同じところに通わなければいけないですしね。でもまさか、本橋さんが学校をサボるなんて意外です(笑)。 大学時代や就職先では?

本橋) 大学は1年生の頃は実家から通学し、2、3年生になると学校の近くに下宿をしました。4年生のときには、担当教授の出身校(東大)に卒業研究のために預けられ、週に5日間は実家から東大へ通い、残りの1日だけ自分の学校へという生活でした。なので、飽きずに済みました(笑)。入社から1年半くらい経った頃「私、同じところに毎日通うのって好きじゃなかったな」と思い出しまして......(笑)。

カナメ) ということは、今は毎日別の場所へ、飛行機や新幹線で移動されているわけですから、ぴったりですね!

本橋) そうなんです!(笑) 事務所など拠点を構えることに興味がないので、自分で毎日違う場所に出向いて仕事をするのが向いていると思いますね。ホテル暮らしが多いので、もしかしたら家が無くても生きて行けるかな? と思うこともあります。スーツケースひとつあれば十分です。


専業主婦時代に「本橋研究所」開設?!

たにー) 今のお仕事をされるまでは、専業主婦をされていたんですよね。

本橋) はい、家事が嫌いな専業主婦で(笑)。たくさんの洗剤を買い込んで自分のために実験をし始めたのがこの頃です。成分を読み解いて「こんなにたくさん必要ないな」と感じていたところに、「重曹がそうじに使える」と言われ使い始めました。自分が会社員時代に作っていた「泡の立つ洗剤」ではないものが出てきたな、と感じながら「どうしてこれで汚れが落ちるんだろう」という疑問が生まれて、また洗剤や重曹の成分と汚れの成分について研究を始めました。

たにー) このときの「研究」が、今のお仕事につながったのですね。

本橋) 調べていくうちに「今まで多くの種類の洗剤を使っていたけど、これってひとつでもキレイになるんじゃないの?」と気づいたことがスタートでした。洗剤として売られているものは、泡の立つ界面活性剤がほとんどで、それまで「酸やアルカリ」の性質を利用して汚れを落とす仕組みのものが無かったんですね。重曹が話題になってきたときに「家の中の汚れの性質を分析すれば、洗剤を使わなくても化学の知識で汚れが落ちる」という答えにたどり着きました。


最強コンテンツで14年間自主開催なし!

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カナメ) その後、お子さんが生まれてから、ナチュラルクリーニングのメソッドをママ友にレクチャーを始めた、と仰っていましたが、サークル活動から全国へ広がるまでにご苦労された場面もあったのでは?

本橋) ところが、集客の苦労というのをしたことがないんです。14年間で自主開催をしたことは一度も無くて(笑)。一度講座に来てくださった方から「とてもよかった」と感想をいただき、「地元のママ友にも話して欲しい」とか、「私の料理教室の生徒にも教えてほしい」と料理教室をされている方からお声がけをいただいたり、口コミの連鎖で全国に広がりました。中には人気ブロガーさんなど影響力のある人が拡散してくださることもありました。出版社に「本橋さんの本を出して」と強力にプッシュしてくださる方もいて、書籍の出版にもつながったんです。全ては講座に参加してくださった方のおかげでここまできました(笑)。

人気講師になられてからも、「参加してくださったみなさんのおかげ」と、控えめに話す横顔からは、「家が無くても生きていけるかも」と言われるほどのワイルドな雰囲気はありません。本橋さんの魅力は、とことん自分の専門分野に関しては研究を惜しまない「熱いこだわり」と、「ひとつの場所に飽きる」「エドバクフさんがいるのかと」と、ちょっとおかしな本音を話してくれる「自然体」。

手元で明らかになった実験結果の「真実」を、自信を持ってナチュラルクリーニングというコンテンツとして伝えることができているからこそ、人が人を呼び、その輪が全国に広がったのでしょう。

次回は、全国を飛び回る新しい働き方や家族とのコミュニケーションをなど、プライベートについてのお話を伺います。


【本橋ひろえさんストーリー】
  すべての記事:
その1:おそうじ嫌いの主婦が、全国を飛び回る「ナチュラルクリーニング講師」に!?

小ネタ:200円でスタート! 重曹から始める本橋ひろえさんのナチュラルクリーニング

その2:専業主婦時代に洗剤を買い込んで実験 ~初めはママ友から、口コミで全国に

その3:好きなことを続ける鍵は「家族ルール」と「時間の活用術」

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この記事を書いたキュレーターは……
ミニツク パートナー がっちゃん

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