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2020.2. 7 コンビニ弁当やファーストフードも適材適所[南恵子さん(その2)]

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フードコーディネーターの南恵子さんは、学術書やクッキングブックの編集の仕事で「命のための食」や「日々の家庭料理」に目覚め、お子さんのアレルギーがきっかけで「健康のための食事」に取り組むことに。このテーマについて向き合い続ける中、思春期の子どもの心への気づきやご主人の助言もあり、ますます「食」についての探求心が深まります。

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気になる家族との食事

カナメ) 南さんはさまざまな経験から「健康のための食事」をテーマに活動を進められていますが、ご家族の食事についてはどうですか?

南) 家族とはお互いに折り合いをつける必要がありますね。私は玄米と野菜だけでも満足できるのですが、夫は日ごろからお肉を食べたいわけですね(笑)。休日に運動をした日は、やっぱり体が脂質だとかある程度のカロリーを求めるので、揚げ物なんかを食べたいようですし、例えば大きな仕事の前後の焼肉は実際の栄養やカロリーよりもテンションを上げたり、同僚と気持ちを合わせたりするのに必要ですものね。私の分は別のものを作って食べていたころもあるんですが「家族で同じものを食べないのはおかしい」と思うようになって、今は同じものを食べています。

たにー) 確かに、みんなで焼肉に行くとテンションも上がるし、食事で距離感が縮まることってありますよね。おいしく、楽しい食事も大切ですね。

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ファーストフードもたまにはね!

南) そうなんです。ただ栄養を摂るだけではなく、「食べることは楽しい」ということを忘れてはいけないなと思って。
ちょうど子どもが中高生のころでしたが、やはり当然のことで「ファーストフードを食べに行きたい」と言い出したんですね。それまでは一切食べさせてこなかったので、抵抗があったのですが、夫に「ファーストフードはダメだと言うことは、体のことを考えると正しいことかもしれないけど、いいことではないと思うよ」と言われたんです。部活や試合の帰りに「みんなでハンバーガーを食べよう」となったときに娘だけが「家で禁止されているから食べない」と言えば、周りもしらけてしまうし、本人もつらいだろうと。「ああ、本当にその通りだ」と納得しました。この年代の子が楽しく元気に生きてゆくためには、こういうことも必要なんだと納得したんです。食は命のための栄養補給の役割だけでなく、コミュニケーションの大切なツールでもありますものね。きっと試合帰りのハンバーガーは、子どもたちにはとてもおいしくて、友だちと共有した楽しい時間はかけがえのないものだな、と。「楽しい! 」と思って食べたものは体に悪い影響を与えないと考えようと(笑)。それにもしも「スナック菓子はダメ」と言うと、かえって隠れて食べるようになるかもしれない......だったら「これはダメ」と禁止するのではなくて、ナチュラルなものや手をかけたものを「おいしい」と感じられる人に育ってほしいなと考えました。食べ物に「悪」を作らないでいようと決めたんです。

カナメ) なるほど......むずかしい選択ですね。確かに部活帰りのファーストフードが禁止だと、体にはよいかもしれませんが友だち付き合いという点では少し寂しいですしね。

南) 最近は地震や台風、大雨など災害が多発していますから、誰もが被災する可能性があります。避難所で生活することになると、食料として配布されるものはコンビニに並ぶものと同じおにぎりや菓子パンなどです。極端に言えばこれらを「体によくないから」と拒否したらどうなるでしょうか......怖い思いをして家にいられない事情ができて避難してきているのですから、精神的にも体力的にも大変なダメージを受けているはずです。食べないという判断はしてはいけないんです。とにかく何でも食べてエネルギーを蓄えないと、明日からの生活にさらに影響が出ます。そんなときの食事は、どんなものであっても大切だと思える人でいて欲しいですね。

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コンビニ弁当も丁寧に作られていますよ

たにー) 南さんのお話を聞いていると「私にもできそう」と思えてきました。「ときには焼肉もファーストフードもいいじゃない、でも普段はできるだけ体に良いものを食べるように心がけましょう」ということですよね。ご家族との会話や子育ての経験を生かして、より取り組みやすいメソッドを確立されたんだな、と感じました。

南) 物事には必ず多方面のアングルからの見方があって、人はそれぞれの立場で考えます。それは当然のことだから、いろんな意見があっていいんです。自分が正しいと思いこむと他人の意見や情報を「間違っている」と決めてしまうことがありますが、そこには疑問を感じます。実は私はコンビニ弁当の監修をしていたこともあるんです。世間では何となく悪いもののように言われることもありますが、作っている人は本当に一生懸命に健康や安全について考えて手間をかけています。不特定多数の人の口に入るものですから、安全性が最優先されます。例えば、品質維持のためにはph剤を加える必要性がありますが、そうすると酸味を感じることもあるので、カバーするためにどうしても味付けが濃くなってしまいます。「その食は何を優先するべきなのか」というのは、おのおの違ってきて当然ですね。

カナメ) コンビニ弁当やファーストフードも適材適所ということですね。ところで、お子さんのアレルギーについては現在はどうですか?

南) はい、もう成人したこともあり成長とともにほぼ気にならない程度になりました。食養生を心がけて育ててきたからかな? と、自分では思っています。本人も「冬のサラダは体が冷える」「疲れたから何か体に優しいものを食べよう」など、いろいろ心がけているようです。こういう感覚が身についていれば、ときにはハンバーガーや揚げ物、焼肉も「楽しくていいんじゃない? 罪悪感を感じないで味わって」と思います。体にいいものをきちんと理解したうえで、軌道修正ができれば問題ないですものね。


パンとワインが大好き!

たにー) ところで、南さんの好きな食べ物は何ですか?

南) 私はね、パンが大好きなんですよ。もうね、本当は「パンとワインさえあれば!」というタイプなんです(笑)。

たにー) えっ? てっきり和食なのかと思っていました。

南) もちろん和食も大好きで、家でのお昼や夜は和食が中心ですが、今朝もパンとヨーグルトと果物が朝食でした。前の日のお味噌汁の残りを温めなおして、ご飯を食べることもありますよ。寒い時期は温まりますしね。好きなものを食べられることは気分が上がりますし、体にいい献立も大切にしたいし、コミュニケーションのための食事も大切です。生きてゆくためには、どれも欠かせないですものね。

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「たまには焼肉もいいんじゃない?」と明るく笑う南さんは、張りのある肌に自然体のグレイヘアがとてもお似合い。ストイックな食事制限には無い、緩やかな食養生のお話に説得力があるのは、家族や世の中のできごとなどにも目を配り「多方面からの見方」を意識したメソッドを実践されているからだと感じました。ココロも食事も、バランスよく楽しく、がいいですね。


【好きの針路相談:南恵子さん】
  すべての記事:
その1:ストイックになりすぎない健康な食事って何だろう?

その3:ブームに流されず、手に入りやすいもので毎日無理なく

小ネタ:冷えから守る養生の知恵! 南恵子先生に教わる「みかんでぽかぽか術」

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この記事を書いたキュレーターは……
ミニツク パートナー がっちゃん

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