フェリシモ基金活動は、お客さまおひとりおひとりの善意を基金というかたちでお預りし運営しています。
感謝の気持ちとともに、ここに基金活動をご報告させていただきます。

以下の基金から2018年度に拠出したHokkaido木村秋則自然栽培農学校さまの活動レポートをご紹介します。

 

映画「奇跡のリンゴ」で話題となった木村秋則氏を校長に迎え、自然栽培とは何かを1年間通して学べる学校で自然栽培の普及に力を入れています。

校長に木村秋則氏を迎え自然栽培の普及を目指した学校も今年で8年目を迎えました。
5月に開校し、10月まで毎月2回授業を行います。もちろん、木村校長もすべての授業ではありませんが講義してくださいます。

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栽培するのは、野菜はもちろん、りんご・サクランボ・ブルーベリーなどの果樹も含まれます。参加される生徒さんは、高校生から70代までの幅広い年代で、家庭菜園のレベルの方からプロの農家さんまで参加されています。

参加の動機もいろいろありますが、「自然栽培で本当に野菜ができるんだろうか?」と疑問に思って来られる方がほとんどです。しかし、多くの方は農学校に通われて自然栽培の野菜のおいしさにビックリされています。 

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農学校が開校し、今年度の授業が始まりました。

 

みなさまからのご支援により、昨年からは養蜂プロジェクトがスタートしました。
近年、農薬の影響で蜂の数が減っていることをみなさまも耳にしているのではないでしょうか。世界の植物は蜂がいなくなると受粉ができず、消滅すると言われています。受粉によって種ができないからです。そんな話も交えながら、地球の環境問題も一緒に考えていきたいと思っています。

 

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<支援者のみなさまへ>

いつもみなさまからのあたたかいご支援をありがとうございます。農学校は事務局とボランティアスタッフで運営しております。畑の管理は卒業生やスタッフ、昨年からは就労支援の方にもお手伝いいただいています。

いつもたくさんの方の笑い声が響く農場で育ったりんごや野菜は定評があります。今後も自然栽培の普及に努め、自然栽培の野菜がどこででも買える時代が来ると信じて活動を行っていきますので、暖かく見守っていただけたらと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 

前回の報告はこちら

■Hokkaido木村秋則自然栽培農学校さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

 

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2019年のタゴール協会さまへの視察レポートをご紹介します。該当するのは以下の基金です。

 

■フェリシモの森~2019年インドの植林状況の報告 

インドでは東部地域を中心にいくつかのタイプの植林を行っていますが、今回はガンジス川河口の植林についてご紹介します。

ガンジス川河口のデルタ地帯であるスンダルバン地域はベンガル虎などの野生動物も多く生存しており、自然保護区も設けられている自然豊かな地域ですが、生活のための木の伐採とサイクロンなどによって河岸の土壌の浸食が年々進行し、洪水の被害も増えています。そのため、河岸保護のためのマングローブの植林が必要となっています。

 

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植えられたマングローブは見事に育ち、川に沿ってどこまでも広がっています。森が蘇ってくるとさまざまな動物や鳥たちが住みだして、豊かな生態系を作り始めています。

 

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■視察協力:グローカル友好協会さま
https://www.glocalfriendship.com/

 

前回の視察報告はこちら

■フェリシモの森活部のその他の活動はこちらからご覧いただけます。

 

豊かな森づくりを推進する   フェリシモの森基金    ご参加はこちら >>>

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2017年度に熊本地震への支援として、みなさまからお預かりしている基金から、公益財団法人熊本YMCAさまの熊本地震仮設団地住民相談支援センター事務所設置への支援に拠出しました。
その活動レポートが届きましたのでみなさまにご紹介します。


実施場所:熊本県上益城郡御船町
実施期間:2018年4月1日~2019年3月31日

 

<プロジェクトの実績報告> 

みなさまからのご支援により、地域支え合いセンター事務所を設置することができました。
事務所が出来たことで、仮設団地の住民のみなさまを見守りながら、情報交換、関係機関への相談や連携をスムースに行うことができました。その結果、生活再建支援のスピード化と精度を高めることができました。

 

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サロン活動では、独居高齢者同士の連帯感がうまれコミュニティが育ちました。

 

開設当初は150世帯の仮設団地でしたが、現在は80世帯まで退居が進みました。今後は住宅の再建、災害公営住宅の整備が整い、順調に復興が進むと思います。

 

<現地の様子や現地の声>

徐々に住民のみなさまの生活再建が進み、退居の際に御礼の言葉をいただくと大変うれしく思います。
仮設団地の「みんなの家」は住民が自由に出入りをすることができます。朝はラジオ体操、昼は語らいの場、夕方は食事会等で有効活用されています。

 

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気軽に話し合うことができるお食事会ではお互いを知ることができました。

 

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時にはお酒を少々楽しみながら、住民の方々は打ち解けていきました。

 

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小さいお子さまと一緒に力を合わせて仮設団地にゴーヤを植えました。
終始笑顔がこぼれる活動になりました。              

 

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七夕づくりでは、子どもたちに我が子のように接してくれました。

 

退居が進み、少しずつ人数が減っていき、寂しいと言われる住民もおられますが、退居が進まないことには復興も有り得ません。今は再建が滞っている方々の支援と退居後の新しいコミュニティづくりを始めたところです。

 

<支援者のみなさまへ>

この度はあたたかいご支援を賜り心より感謝申し上げます。みなさまのご支援により、住民のみなさまに寄り添い、生活再建に向けた働きを滞りなく行うことができました。熊本地震から3年が経過し、およそ全体の半数の住民のみなさまが生活再建をされ、徐々に復興が進んでいます。今後も私どもができることを考え、新しいコミュニティ支援に取り組んで参りたいと思います。


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フラワーアレンジメント教室では、季節の花々にこころが和みました。

 

(熊本YMCAさまより)

プロジェクトの中間報告はこちら

■熊本YMCAさまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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以下の基金から2018年度に拠出したNPO法人エイブル・アート・ジャパンさまの活動レポートをご紹介します。

 

障がいのある人の創作活動を支援する公募「エイブル・アート・アワード」を毎年開催しています。
2018年度は「小さなアトリエ支援の部」として1団体を選出し、障がいのある人が参加・活動できる民間のアトリエを支援しました。

「小さなアトリエ支援の部」部門は、[UNICOLART基金]のご支援により2015年度に誕生しました。障がいのあるアーティストの作品をデザインに使用したUNICOLARTブランドの商品の購入に伴って寄付される基金[UNICOLART基金]を生かして、 障害のある人の可能性を社会に発信するプロジェクトです。

今年度は絵画等教室「ほっとチョコレート」(和歌山県和歌山市)が受賞団体として選出されました。

絵画等教室「ほっとチョコレート」

絵画等教室「ほっとチョコレート」は、1997年に余暇活動の一環として始めた10名程の小さな教室です。活動をはじめた当初は、四つ切画用紙にクレパスや絵の具で描くシンプルな作品がほとんどでした。

次第に個々の好きな絵や描きたいものがでてきて、サインペンや色鉛筆など画材のバリエーションも広がり、個性を活かした様々な作品ができあがるようになりました。作品を公募展などに出品すると、毎年何名かが受賞するまでになりました。そして、受賞をご家族とともに喜びあい、活動の励みにしているそうです。

絵画等教室「ほっとチョコレート」は、応募のあった団体の中でも、特に地域で展示をする機会や広報誌を通じた情報発信が多く、 地域住民とのコミュニケーションにも熱心に取り組んでいることがうかがえました。また、社会で自立した生活をおくるための生活習慣を身につける工夫もしていました。アートを通じた人間の成長や、生活者としての豊かな環境をつくろう、そうした姿勢を感じたことにより、今回の選出にいたっています。

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受賞団体からのコメントを抜粋してご紹介します。

この度は、絵画等教室「ほっとチョコレート」を選んでいただきありがとうございました。みんなが「大好きな絵を一生懸命描いた」ごほうびだと思っています。

いただいた支援金で、四つ切サイズの倍以上の大きさもある厚紙やイラストボードなどを準備し、少しバージョンアップした多くの種類の色鉛筆やポスターカラーを使い、より迫力のある大作に挑んでいます。また、2019年中に「ほっとチョコレート作品展示会」を予定しており、多くのみなさまに観ていただき、もっとつながりをもっていけたらと考えています。本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。

絵画等教室「ほっとチョコレート」代表 松本よしみ

 

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<支援者のみなさまへ>

みなさまからの温かなご支援ありがとうございます。今後もアートを通して、障害のある人たちとともに自らを自由に表現する場やしくみをつくり、多様な選択肢の中から豊かな生き方を発見できる社会づくりに貢献してまいります。

(エイブル・アート・ジャパンさまより) 

 

前回の報告はこちら 

■NPO法人エイブル・アート・ジャパンさまの事業活動はこちらからご覧いただけます。

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以下の基金から2018年度に拠出した沖縄県立沖縄水産高等学校さまの活動レポートをご紹介します。

 

【毎年恒例の沖縄水産高等学校と協力企業さまとの沖縄本島南部海岸におけるビーチクリーン活動】

本校総合学科海洋生物系列・マリンスポーツ系列と琉球ガラス工芸協業組合さま、ビクトリー陶器さま、フェリシモさまと合同で行っている沖縄本島南部海岸でのビーチクリーン活動、今年で10回目の実施となりました。

今回は、ドローンによる空撮・画像解析を海浜清掃に応用する技術開発に取り組まれている糺の森さまにもご参加いただきました。活動の輪が着実に広がっていることを大変うれしく思います。

 

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参加者全員での集合写真(ドローン撮影) 

 

ここ数年は継続して同じ場所で実施しています。昨年は大きく目立つゴミをたくさん回収したため、一見するときれいな状態だったのですが、実際に歩いて探すとやはり様々なゴミがたくさん見つかりました。

 

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ゴミをていねいに収集 

 

残さないようにていねいに拾っていくと、今回集めたゴミは細かいものが多く、種類ごとに分別するのが大変でした。総重量は170キログラム、昨年に比べると大幅に重量は減少しています。

 

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ゴミの分別作業 

 

しかし、私たちの日常生活から出たと考えられるものやビニール類などの細かなゴミが非常に多く、深刻な状況は改善されていないように感じられます。おそらく、海やビーチに直接捨てたものだけでなく、様々な場所で捨てられたゴミが風で飛ばされ、河川に流され、また波によってビーチに打ち上げられたのではないかと考えられます。

沖縄の海洋環境、それは沖縄に暮らす人々全てが考えていかなければ解決できない問題なのだと気付かされる集計結果でした。

 

<支援者のみなさまへ>

沖縄水産高校では次世代を担う新たな視点を持った水産・海洋関連産業の後継者育成を目指し、海洋環境教育にも力を入れています。近年、マイクロプラスチックなど海洋環境に関する諸問題は地球規模で深刻さを増しており、学校でも海洋観測・調査により注力して取り組んでいく必要があります。

今年度は海基金からご支援いただいた備品を活用し、沖縄本島南部海域での環境調査を実施する予定です。これらの活動を通して、生徒に海洋環境の変化を体感させることで興味関心を高め、知識・理解の深化を図ることが将来的な「サンゴ礁の保全活動」につながると考えています。これからもご支援いただければ幸いです。

 

前回の報告書はこちら

■沖縄県立沖縄水産高校さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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以下の基金より2018年度に拠出したタゴール協会さまへの年次レポートをご紹介します。

 

■フェリシモの森~2018年インドの植林状況の報告

タゴール協会(以下、TSRD)はインドの3州において、緑化プログラムの実施では長い経験があります。
最近ではオディシャ州を除いた、西ベンガル州とジャルカント州の8つのプロジェクト地域で緑化プログラムを実施しています。2018年度は、116haの土地に22万本の植林を目標にしていましたが、117haの土地に328,969本の植林をすることができました。

 

TAGORE2019-02.jpg苗床での作業(patamda) 

 

TAGORE2019-03.jpg植林作業の様子

 

TAGORE2019-04.jpgピット掘削作業(patamda)

 

緑化プログラムは二つの枠組みで実行されています。それは、日々の燃料を供給して「環境を守る」伝統的なものと、プログラムの持続性のための契約的原理によるものです。

この年の調査では、私たちが行った117ha 328,969本の植林のうち、80haに248,000本のマングローブを植えました。そして、契約をした22haの土地に29,200本を植え、15haの土地には37,500本を直播きしました。

昨年、植えたものの、残念ながら枯れてしまった苗木の代わりに9,750本が植えられました。また、4,519本の苗木は学校の生徒たちや貧しい女性たちに分配しました。

 

TAGORE2019-05.jpg古いマングローブ農園

 

単年度の苗床では45,000本の苗木が作られています。常設の苗床で作られた苗木うち、ダメージを受けた苗木を除いた115,248本は昨年からのものです。この苗床作業により1,232人の日日雇用を生み出しました。

 

TAGORE2019-06.jpgプランテーション作業の合間に生徒と地元の人々が食事をとる様子(rajnagar)

 

TSRDのプロジェクトは北ベンガルの洪水の起きやすい地域、西ベンガル州西方とジャルカント東方の乾燥しやすい地域、そしてスンダルバン(インドではシュンドルボンをヒンディー語でスンダルバンと呼んでいる)の湾岸災害地域で行われています。

バングラデシュ国境にあるスンダルバン地域は、広大なマングローブ林に覆われています。152の島のうち、52の島に人が住んでいますが、残りは虎の保護地域になっています。
現在、この地域では多くの観光客が訪れていることから、スンダルバンの地方政府、船舶所有者、農家、漁業者、学校の生徒たちが、観光客にむけてエコロジーの維持と森林保護の必要性を説いているところです。

 

【方法論と実行戦略】

・TSRDは、持続可能性のために人々の参画を静かに見守っています。
・地域の共同体や政府、自助グループが土地や木の選定するうえで、TSRDは大きな役割を果たしています。
・TSRDは将来世代を含めた地域の人々と環境の持続可能性のための教育と啓蒙の集会を続けています。
・気候変動、生物多様性の保全、河岸浸食について感度を高めていく活動を続けています。
・すべてのプログラムは、地域の人々と政府の活動的な参画によって実施されています。
・TSRDと地域政府は、無公害環境の維持とインド政府が宣言した「きれいなインド、緑のインド」に歩調を
  合わせるキャンペーンを行っています。
・主体的に動いている共同体やTSRD、地方政府と協力関係にある共同体によって確認された地域がシード
 されています。
・保護、水遣り、施肥などの植林後のメンテナンスは、共同体によってなされ、プログラムの持続可能性にお
 いてTSRDは重要な役割を担っています。

この年の調査では、全体の緑化プロジェクトでは2つの州、29ヵ村をカバーして789の受益者がありました。組織化された25の啓蒙集会には1,160人が参加しました。その結果、1,411人の日日雇用が生み出されました。

TSRDは6つのプロジェクトにおいて、常設苗床で質のよい苗木を生産しています。そのため、何人かの著名人や中央および州政府職員、他のプロジェクトの研修生、女性が主なSHGのメンバー、生徒などが植林や環境について学ぶために苗床を訪れています。そして、地域の人々はこれらの苗床から妥当な値段で若木を買っています。このような若木の需要は徐々に増えてきています。

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<支援者のみなさまへ>
私たちTSRDは、環境的にさまざまな地域や共同体の要望を含みながら、プログラムを持続させるための努力をしてきました。私たちとともに、地方政府・地区・共同体の組織(SHGや学校などのCBO)が主体的な行動を取ってくれていること、「フェリシモの森基金」や「はな・はな・みどり基金」などからプログラムへの継続的な支援にとても感謝しています。これからも環境と永続性としてのプログラムを実行していきます。

(タゴール協会さまより)

 

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以下の基金から2018年度に拠出した神戸でみんなでアートしよう!!実行委員会さまの活動レポートをご紹介します。

 

アーティストと一緒に、子どもたちに地域環境(神戸六甲山)を伝える紙芝居をつくりました。その紙芝居をさまざまな場所で披露し、お話を通して思ったことや気づいたことを絵にしてもらい、大きな六甲山のキャンバスに貼って、みんなの六甲山をつくりました。そして、その様子を映像に撮り、まとめました。

紙芝居の制作は、六甲山散策の中での宝物探しから始まりました。募集で集まったみなさんと山を歩き、宝物だと思ったものをチェキ(インスタントカメラ)で撮っていきます。そして、最後にその宝物をみんなで紹介し合います。それぞれいろいろな視点があり、山にはたくさんの輝きがあることを改めて知りました。

 

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紙芝居を制作する前の六甲山の宝探しの様子(市ヶ原 堰堤)

 

この体験から、多くの発見がある紙芝居にしようと、アーティストを始め、大学の研究室の学生たちやデザイナーと話を重ねました。花や木、カエルや小鳥、イノシシからちょうちょ......100種類以上の生き物たちに出会える物語になりました。

紙芝居の語り手は、作家、学生、音楽家など、それぞれの個性を活かして自由に表現してもらいます。アコーディオンを持って歌いながら読む人、小さな声で語りかけるように読む人、大きな声で笑い掛けながら読む人などいろいろ。とらえ方も伝わり方も語り手によって変わります。

 

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紙芝居を披露している様子(白鶴酒造 酒蔵開放)

 

聞いていた子どもたちは、紙芝居から感じた思いをアーティストと話しながら、紙芝居の絵や誰かの絵に影響を受けて描いたり、自分の思いを形にしたり。出来上がった絵を布のキャンバスに貼って、みんなの思いが詰まった六甲山が少しずつ出来上がっていきます。

 

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紙芝居が終わった後に、思いや気づきを 
 絵画にしている様子(神戸市立中央図書館)

 

子どもたちは、知らない人と話し出したりして、情報を交換していきます。そして、知らない子との出会いの場、新しい自分との出会いの場になり、「みんなと一緒につくった!」もの、になっていきます。
環境を思いながら、生き物、人、自分との出会いが形になるみんなのアートになったように思います。

 

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それぞれの絵画を六甲山キャンバスに貼る様子(須磨きらくえん)

 

<支援者のみなさまへ>

今回は、子どもたちが地域のことを考えるキッカケとなるアートを、アーティスト、大学の研究室を中心に進めようと企画しました。これは、様々なご支援をいただいた方々のお気持ちがあったからこそ始めることが出来ました。心から感謝申し上げます。

本当に多くの方々にご協力をいただくことが出来ました。大学生ボランティア、企業さん、社会福祉法人さん、神戸市さん、須磨区さんなどなど。次につながるプロジェクトになったことを心よりうれしく、有難く思います。引き続き、地域環境を考えながら、みんなでつくるアートを広げていく活動を進めて参ります。ご興味のある方がいらっしゃいましたらぜひご参加ください。心よりお待ちしております。

(神戸でみんなでアートしよう!!実行委員会さまより)

 

■神戸でみんなでアートしよう!!実行委員会さまのその他の活動【Facebook】はこちらからご覧いただけます。

 

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2018年度に以下の基金より拠出した認定NPO法人テラ・ルネッサンスさまの活動レポートをご紹介します。

 

元子ども兵への溶接技術の訓練と、溶接所(メリーショップ)開設・運営支援

肥沃な土壌、豊富な天然資源を持つコンゴ民主共和国の東部地域では、その資源をめぐって紛争が続いており、深刻な影響を受けています。多くの人々は衣(医)食住といった人間の基本的ニーズも満たすことできず、特に脆弱な立場の人々は収入を得る手段もない状況にあります。

テラ・ルネッサンスでは、2009年より自給食料の確保、また職業訓練による収入向上などの支援を行い、地域住民が様々なリスクに対応しながら自立するための支援を行ってきました。

2016年から、メリーポイントで社会貢献(コンゴ民主共和国 元子ども兵のショップ開設支援)のご支援により、溶接技術を身につけた元子ども兵たちの溶接店の建設を行うことができました。これにより、元子ども兵たちは、収入を得ることができるようになり、生活を再建することができました。

 

この地域には溶接所がないことから、元子ども兵たちがオープンしたメリーショップ(溶接所)は、村人たちにとって欠かせない存在になっています。メリーショップの元子ども兵たちは、日々、鉄製のドアや、病院や教会の窓枠などの製造、バイク修理や、車両部品の溶接加工などの仕事を行なっています。

 

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地元の人たちからの注文を受けて鉄製ドアや椅子を製造、修理する元子ども兵たち

 

これにより、元子ども兵たちは、自分たちの力で衣食住を満たし、生活ができるようになっています。最近では、資材を州都のブカブまで調達に行くなどして、より効率的に仕事を進めようと試行錯誤しています。

 

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協力して仕事に熱中する元子ども兵たち。実務経験を通して徐々に技術力も
上がっています。                          

 

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店を訪問すると、身につけた溶接技術を誇らしげに披露してくれます。

 

過去に武装グループに徴兵されて、村にもどって来た元子ども兵たちにとって、メリーショップは収入を得るだけでなく、自分たちの存在意義や地域とのつながりを取りもどす拠点になっています。これからも元子ども兵たちへの技術的なサポートや、店舗運営のための助言を継続しながら、元子ども兵たちのメリーショップの運営がより自立的にできるように見守っていきたいと思っています。これまでコンゴ元子ども兵のショップ開設支援にメリーポイントをお寄せくださったみなさまに深く感謝申し上げます。

 

前回の報告書はこちら 

■テラ・ルネッサンスさまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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2018年度にメリーファンディング第2弾にご支援いただき、活動をあたたかく見守ってくださったみなさま、本当にありがとうございました。目標達成後に拠出をさせていただいた認定NPO法人テラ・ルネッサンスさまの活動レポートが届きましたのでみなさまにご紹介します。

 

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新しい洋裁店の前でうれしそうな笑顔のシングルマザーたち

 

【支援の背景と事業内容】

コンゴ民主共和国では、紛争により過去540万人もの命が失われました。この数は現在の北海道の人口とほぼ同じであり、第二次世界大戦後、世界最大の紛争ともいわれています。また、この紛争で少なくとも3万人以上の子どもたちが子ども兵として徴兵され、さらには20万人以上の少女や女性が性的暴力の犠牲となりました。

そのためコンゴ東部では武装勢力による襲撃や食料の略奪などにより、住民は不安定な生活を余儀なくされ、今もなお十分な援助活動が行われているとはいえません。特に、若くして母親になった多くのシングルマザーの女性たちは、生活を再建することが非常に困難な状況にあります。

今回のプロジェクトでは、こうした紛争下で生きる女性たち50名に対して、洋裁技術の職業訓練と、洋裁店を開業するための支援を実施することになりました。

 

【成果報告と今後に向けて】

2018年7月までに全員が洋裁技術を習得できるように職業訓練を実施しました。まずは、メリーファンディング「シングルマザーの洋裁店にミシンを届けたい!」からのご支援により、洋裁技術を習得した彼女たちが洋裁店を開業するために、ミシン18台の購入費用をご支援いただきました。

彼女たちの卒業式では、卒業証書とともにミシンを一人ひとりに手渡しました。彼女たちはそのミシンを使って洋裁店を開業するためにビジネスの実地訓練を行いました。

ミシンを抱えてマーケットに出向き、そこでお客さまから直接注文を受けて新しいシャツやワンピースを仕立てたり、ほつれた服を直したりと、さらなる技術の向上とビジネスのノウハウの習得を目指してきました。

そして、メリーファンディング「シングルマザーの洋裁店開業のための建設費用を支援したい!」からのご支援により、2019年2月に洋裁店の一店舗目が完成、3月には二店舗目が完成しました。完成した洋裁店にミシンや布、ハサミなどの商売道具を持ち込み、開業のための準備が始まっています。

 

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新しい洋裁店で、プレゼントされたミシンを使うシングルマザー

 

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完成したばかりの小さな洋裁店。これから壁にペイントが施されます。

 

技術を身につけ、自分たちのミシンとお店を持った彼女たちは、職業訓練を始めたばかりの頃の「何もかもなくした」状況とは全く違います。洋裁店からは、希望にあふれた明るい笑い声とミシンの音がにぎやかに聞こえてきます。

 

■テラ・ルネッサンスさまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

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2018年、パレスチナ人シリア難民に対して、「フェリシモ 地球村の基金」から緊急支援を実施いたしました。現地での活動のレポートが届きましたのでみなさまにご紹介させていただきます。


 

■活動団体名   : 認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン
■プロジェクト名 : レバノンに避難するパレスチナ人シリア難民の緊急越冬支援
■実施場所    : レバノン・ベカー県
■実施期間    : 2019年1月1日~2019年2月28日

 

<プロジェクトの実績報告>

2018年12月中旬にワーベル難民キャンプと周辺地域で行った暖房用燃料(灯油)の配布に続き、2018年12月末から2019年1月にかけてバールエリヤス地域でもパレスチナ人シリア難民世帯に暖房用燃料(灯油)の配布を行いました。バールエリヤス地域は、畑や点在する空き地の中にテントなどを立てて生活している家族が多いため、ガソリンスタンドでの配布に加え、給油車を回して配布を行いました。

 

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給油車を回しての燃料配布

 

この地域では、8,500人を超えるパレスチナ人シリア難民がテントやシェルター、倉庫といった狭く苛酷な環境で避難生活を送っています。

 

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テントの家の中の様子。木の枠組みにベニヤ板や段ボールをかぶせて
いるが、隙間から冷たい風が吹きこんでくる。(2018年10月撮影) 

 

この冬、レバノンは2度の大寒波に襲われ、ベカー県は大雪と洪水に見舞われました。寒波では、家が崩壊したり浸水したりするなど、ほとんどすべての難民が被害を受けました。

そんな中、このフェリシモ地球村の基金の「レバノンに避難するパレスチナ人シリア難民の緊急越冬支援」プロジェクトのご支援を受け、220のパレスチナ人シリア難民世帯に、1世帯あたり40USD(約4,550円)分(およそ64リットル)の燃料を配布することができました。

この冬ベカー県において、パレスチナ子どものキャンペーンではその他の資金と合わせて合計1,635世帯に燃料を届けることができました。

 

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燃料を受け取りに来た家族

 

<現地の様子・現地の声>

2019年2月にワーベル難民キャンプの近くで暮らすパレスチナ人シリア難民の方の家を訪問しました。

1月の寒波では、トタンの屋根から家の中に雪や雨が浸水し、台所が水浸しになってガスが使えなかったり、夜も眠れなかったそうです。

「今年は例年にない寒さです。嵐が来たときは本当に不安でした。部屋は雨漏りするし、冷たく、この地域ではストーブなしには生活できないです。」と母親が話してくれました。

 

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ベカーでの冬場の生活の大変さを語るお母さんたち

 

バールエリヤスのガソリンスタンドへ燃料を受け取りに来た女性は、「夫はシリアの内戦が始まってから心臓発作で亡くなりました。幼い息子と2人で避難生活を送っています。食料、燃料、日用品など全てのやりくりに苦労していますが、冬場は特に燃料が足りずに困っています。今回の燃料の配布は本当にありがたいです。」と話してくれました。

また別の女性は、「毎月UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の支援を受け取ってから、1週間でお金は底をつきます。借金を重ねて生活しています。子どもに何か買ってあげたいけどできません。これからも私たちのことを忘れないでほしい。」と涙ながらに語ってくれました。

 

ご支援下さるみなさまへ:

「レバノンに避難するパレスチナ人シリア難民の緊急越冬支援」プロジェクトにご支援をいただきありがとうございます。みなさまのご支援のおかげで、この冬もレバノンのベカー県で燃料配布を行うことができました。ご支援いただいた方々、応援してくださった方々、みなさまに心よりお礼申し上げます。

シリアでの内戦開始から9年目となりました。統計上の数だけを見ると、レバノンで避難生活を送るシリアからの難民の数は確かに減り、人数だけが指標となる国際社会からの支援も減ってしまいます。しかし、今なおレバノンに残っている人々は、何かしらの事情でどうしてもシリアに帰ることが難しい、脆弱な人々です。
パレスチナ子どものキャンペーンでは、これからもできる限り1人1人に寄り添った支援を続けていきたいと思います。

(パレスチナ子どものキャンペーン 田浦さまより)

 

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