フェリシモ基金活動は、お客さまおひとりおひとりの善意を基金というかたちでお預りし運営しています。
感謝の気持ちとともに、ここに基金活動をご報告させていただきます。

2019年度にメリーファンディング第3弾で目標を達成し、拠出をさせていただいた特定非営利活動法人美ら海振興会さまの活動レポートをご紹介します。

 

美ら海振興会は、15名を超える参加者と、沖縄の無人島である神山島の漂着ごみを拾ってきました!


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清掃後の集合写真

 

2019年11月6日、青空の広がる暖かい日に、沖縄の無人島 "神山島" の清掃活動を行って参りました。
今年は海況が落ち着かない日が多く、なかなか島への上陸がでなかったため、久しぶりの神山島での活動です。

上陸してから砂浜に行くまでの間に、すでに持ちきれないほどのごみが......。ごみは分別をしながら回収していきますが、やはり今回も外国語の書かれたペットボトルや瓶、大きなプラスチックごみなどがたくさん漂着していました。回収したごみの総重量は、この日だけでなんと250kgを超えました。45Lのごみ袋約70袋です。


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清掃風景

 

潮位や船への積載量を考慮しなければ、まだまだ拾うべきごみが落ちています。また、拾っても、拾ってもなくならないごみがあることを知ってもらうべく、美ら海振興会は今後も神山島の清掃活動を継続し、みなさまにも情報を発信して参りますので、今後の活動については、美ら海振興会のホームページやSNS等をぜひご覧ください。

 

<支援者のみなさまへ> 

この度は、当団体の活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。

せっかくご支援いただいたにもかかわらず、自然相手の活動のため、なかなか人間の都合だけでは活動を行うことができず、活動を実施するまでに大変お時間をいただいてしまいました。申し訳ございません。

なんとか台風シーズンも過ぎた11月に神山島に上陸することができ、みなさまにご報告することができました。今後も、安全を第一に考えつつ、海やサンゴを守る活動を続けていきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


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清掃風景

 

■美ら海振興会さまのその他の活動はこちらからご覧いただけます。

■達成後のお話は「ポイントを使って夢を応援! メリーファンディング」でもご紹介しています。

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11月1日より実施しておりました世界をよりしあわせにするための6つのプロジェクトの応援投票は11月14日をもちまして終了させていただきました。
みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

応援(投票)の数は、フェリシモ 地球村の基金から各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます。
各プロジェクトの活動の様子は、FELISSIMO ファンドレポートでみなさまへご報告させていただきます。
これからも世界をよりしあわせにするためのプロジェクトの応援をよろしくお願いいたします。

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2015年より、ネパール大地震への被害に対し、みなさまに「ネパール中部地震義援金」へのご協力をお願いいたしました。たくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。

以下の基金から2018年度に拠出したピースウィンズ・ジャパンさまの活動レポートが届きましたのでご紹介します。

 


 

■プロジェクト名 : 家内工業従事者の生計向上を通した持続可能な地域産業振興
■実施場所    : ネパール国バクタプール郡
■実施期間    : 2019年4月~2020年3月

 

<プロジェクトの中間報告>

ピースウィンズ・ジャパンは、現地のNGOサバ・ネパールと提携して、ダカ織りという伝統織物を通し、ネパールで生きる女性の生計と地位の向上に取り組んでいます。

 

【起業・マーケティング研修】
起業方法や会計、企業成長、リスク分析などを学ぶ起業・マーケティング研修を行い、将来有望な5名が参加しました。研修参加者はより実践的な知識を得るためにサバ・ネパールの直売店舗でOJT(現任訓練)を行いました。

nepal-pwj-M1.jpg直営店舗で、実際の各商品の特徴などを学ぶ研修受講生たち

 

【展覧会イベント出展】
女性起業家を応援するために首都で開催された全国規模の展覧会に出展して、より多くの人たちへダカ織りの魅力や製品技術・実用性をアピールしました。また事業対象の直売店があるバクタプールでは展覧会に出展し、地元の人たちを中心にした商品の認知度の向上を図りました。 

nepal-pwj-M2.jpgバクタプールでの展覧会の出店

 

【直売店舗の販売促進】
旅行者にも直売店舗を知ってもらうため、旅行代理店2社へ店舗の紹介を行い、2組(スペイン、ドイツ)の旅行者が店舗を訪れました。更なる促進のため、店舗や商品を紹介するチラシや小冊子などの宣伝物のサンプルを製作しています。

nepal-pwj-M3.jpgスペインの旅行者の店舗、生産作業所の訪問

 

【直売店舗の設備拡充】
扇風機、椅子などの備品を設置して、店舗の運営管理が円滑に行えるように拡充中です。

nepal-pwj-M4.jpg店舗販売員のSayu Darlamiさん

 

<現地の様子・現地の声>

起業・マーケティング研修に参加したDibya Kojuさんは、「本研修を受講し、マーケティング手法についての知識を得ることができました。優れた起業家になるためには、現在の市場の動向、顧客のニーズを認識し、マネジメントを学ぶ必要があることが分かりました。私にとってこの研修は、新たな視点を得るものになりました。」という感想を持たれています。

またHari Maya Raiさんは、研修中に実施した模擬店の出店を通して、出店準備やイベントを実施するまでの流れや、顧客対応などの座学の理解を深めることができただけでなく、実践の楽しさを知ることができたそうです。

本研修を通じて、企業や店舗運営についての基本的な知識を提供することができました。また、OJTという現任訓練の方法も実施することができたので、より深い知識を得ることができたことは動機づけにも貢献することができました。学習する機会が限られている彼女らにとって、本研修は貴重な機会になったと思います。
今後も、地元の女性が店舗の自治運営を行っていけるように引き続き支援を行っていきます。 

 

<支援者のみなさまへ>

みなさまの継続的なご支援により、直売店の広報活動や人材育成が進みつつあります。ネパールの女性が自身で生計を立てられる術を身につけ、彼女らの自立を支援することができるように、残りの事業期間も努力してまいります。引き続き、みなさまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。

(認定NPO法人 ピースウィンズ・ジャパン 石田さまより)

 

プロジェクトの詳細はこちら

■ピースウィンズ・ジャパンさまのその他の活動はこちらからご覧いただけます

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2019felissimoearth_S.jpg   

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毎月一口100円の寄付による参加をいただき、集まった基金で貧困からの自立、自然災害からの救済、復興など、世界各地で進められている活動を支援しています。1993年に基金を設立し、これまでにみなさまから寄せられた基金は累計で3.2億円を越え、59ヵ国256プロジェクトを支援することができました。(2019年10月現在) みなさまからのあたたかい思いは、世界各地の方々の笑顔につながっています。

                  ▼ フェリシモ 地球村の基金への参加はこちらから

 

応援したいプロジェクトの投票は下の 投票ボタン をクリックしてください。

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No.1
戦争で障がいをもった子ども達への緊急人道支援
No.2
清潔なトイレを建設しネパールの子どもたちを守るプロジェクト
No.3
タジキスタンにおける職業訓練を通じた障がいへの理解促進事業
特定非営利活動法人
ホープフル・タッチ
認定NPO法人
チャイルド・ファンド・ジャパン
認定NPO法人
難民を助ける会

シリア戦争で手足を失い、あらゆる残虐行為を目の当たりにしている子ども達。彼ら/彼女らが心身ともに健康に発達し、希望を育めるよう特別支援コミュニティセンターを運営します。

2015年の大地震により被災した学校に、清潔で安全なトイレを建設します。また、トイレを正しく使用する方法を子どもたちに伝え、不衛生が原因でおこる病気から子どもたちを守ります。

障がい者の自立と社会参加を後押しするため、職に就くことが難しく貧困に陥りやすい障がい者とその家族を対象に就労支援を行います。地域住民に障がい者への理解促進のための啓発も行います。

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No.4
安心安全な暮らしに必要なコミュニティセンターを村人に!
No.5
「餓死寸前」のイエメン~世界最悪の人道危機に支援の手を~
No.6
マニラで最も生活が厳しいトンド地区の子どもたちの栄養改善事業
認定NPO法人
AMDA社会開発機構
認定NPO法人
メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)
認定NPO法人
アイキャン

ミャンマーで厳しい生活環境におかれている農村の人々にとって大切なコミュニティセンターの建設を支援します。このセンターは、僻地診療所と公民館の役割を兼ね備えた場となります。

2400万人が緊急の支援を必要としています。その半分は子ども。440万人が飢餓状態で、その内200万人は子ども、114万人は妊産婦です。イエメンの今を知って下さい。助けが必要です。

フィリピンマニラで最も生活が厳しい子どもたちが住むトンド地区において、地域の母親たちとともに、60人の子どもの栄養と保健環境を改善するプロジェクトです。応援をお願いします!
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  応援したいプロジェクトを選んで投票してください。(複数回答可)
  「プロジェクトの詳細を見る」 をクリックすると、プロジェクトの記事全文をお読みいただけます。
  記事ページでは応援コメントを投稿していただくこともできます。

 

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  ➡ 過去の報告一覧はこちらから

 

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「フェリシモ 地球村の基金」が今年支援したい6つの自立を支援するプロジェクト。
その中から、世界をよりしあわせにするためのプロジェクトの1つをみなさまにご紹介します。

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はじめまして。認定NPO法人アイキャンの西坂です。最近は経済が成長しているイメージがあるフィリピンですが、その影では、多くの人々が経済発展に取り残されて、過酷な生活を送っています。

首都マニラでは、今でも250万人の人々が、川やゴミ処分場、道路の側、橋の下等で暮らしており、5歳未満の子どもの34%が「極度の栄養不良」に陥っています。特に、マニラ湾にある「トンド」地区の中に「ハッピーランド」「ヘルピング」「アロマ」で構成される海岸沿いのゴミ集積場地域は、マニラの中でも最も「貧しい」地域と言われ、約3万人の人口の多くが、真っ黒のドロとゴミの上にビニールシートやプラスチックゴミを材料として住処をつくり、居住しています。

大人・子どもの多くがゴミとして投棄されたものを回収し、換金することで生計をたてており、その収入は、約400円(法定最低賃金は約1,000円)ほどしかなく、ごみとして捨てられていたファストフードの残飯を洗い、再加熱し、食べて生きている子どもたちもいます(現地語で「パグパグ」と言います)。その結果、この地域の子どもたちの8割近くが「極度の栄養不良」に陥っており、栄養不良と不衛生な環境に起因する病気で命を落とすことも少なくありません。

 

earth2019_ICAN_1.jpgこの地域の全世帯が不法居住者だが、1割ほどはコンクリートの壁
(屋根はビニール等)がある家に住んでいる。          

 

earth2019_ICAN_2.jpg全世帯の4割ほどは、今は使われなくなった工場の中に家をつくり住んでいる。

 

earth2019_ICAN_3.jpg全世帯の5割ほどは、ごみの上に家を建てて住処としている。※プライバシーに
配慮し、子どもたちがゴミ回収をしている写真等は保持しておりません。   

 

そこでアイキャンは、これまで別のゴミ処分場地域で培ってきた栄養改善や保健教育のノウハウを活用し、この地域の子どもたちの栄養と保健状態を改善するために動き始めました。この事業は、自治体(マニラ市)が運営する保育園を舞台に、地域の母親とともに行われます。

アイキャンが「フェリシモ 地球村の基金」をもとに、母親たちに、栄養士による栄養価の高い料理の作り方研修、看護師による保健教育を行い、母親たちは、研修で得た知識や技術をもとに、自治体が運営する保育園(授業料無料)で60人の子どもたちに給食活動を開始することができます。母親たちに研修をまず行うことで、保育園内での給食だけではなく、家庭で提供される料理の栄養も改善していきます。

また、アイキャンは、自治体が運営するこの保育園に調理器具を提供するとともに、地域参加型での給食活動の運営方法を教える研修を行います。これらの活動によって、1年間で栄養不良児童を10%以下にまで抑えるとともに、母親たちと自治体に給食活動の運営ノウハウを提供します。

 

<主な活動内容>

1.安価で栄養価の高い料理の作り方研修
 栄養士が地域の母親に対して、安価で栄養価の高い料理の作り方の研修を5回行います。
 (例:モリンガを使用した料理は、たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富で、国連でもSDGsの2番目で
 ある飢餓を終わらせる切り札とされています。)

2.保健研修
 看護師が地域の母親に対して、子どもを病気から守るための保健研修を5回行います。
 (例:手洗い、応急処置、パグパグ(上述)の害について)

3.調理器具の提供
 同地域にあるマニラ市の保育園に対して、調理器具等を提供します。

4.地域参加型給食活動運営研修
 同地域にあるマニラ市の保育園に対して、地域の人々とともに給食活動を行うための運営方法に関する研修
 を2回行い、通年でOJTを実施します。

5.栄養改善の学校給食の提供
 マニラ市トンド地区に住む3~5歳の60名の子どもに対して、同保育園で週5回地域の母親が栄養価の高い
 給食を提供します。

 

<期待される効果>

【事業終了時に目指す状態】

  • マニラ市トンド地区に住む60名の子どもの栄養不良率を10%以下まで引き下げます。
  • 母親と自治体が、次年度以降の給食活動の拡大にむけた技術を習得します。

 

【各活動に対するアウトプット】

1.安価で栄養価の高い料理の作り方研修
 地域の母親たち40名以上が、安価で栄養価の高い料理の作り方の知識を得ることができます。これによっ
 て、給食の栄養価が高まるだけではなく、各家庭でだされる料理の栄養価も高まります。

2.保健研修
 地域の母親たち40名以上が、子どもを病気から守るための保健の知識を得ることができます。

3.調理器具の提供
 同地域にあるマニラ市の保育園に調理器具が整備されます。

4.地域参加型給食活動運営研修
 対象の保育園の教師が、給食活動を行うための運営方法を習得します。

5.栄養改善の学校給食の提供
 同地域の3~5歳の60名の子どもが、保育園にて栄養価の高いご飯を食べることができます。

 

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■マニラで最も生活が厳しいトンド地区の子どもたちの栄養改善事業
実施場所:フィリピン共和国マニラ市トンド地区
実施期間:2019年10月1日~2020年9月30日
・アイキャンさまのその他の支援活動はこちらから 

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「フェリシモ 地球村の基金」より、世界をよりしあわせにするための6つの自立を支援するプロジェクトの
応援投票を2019年11月1日から11月14日まで行います。

期間中、応援したいプロジェクトを選んで投票することで、そのプロジェクトを応援することができます。(投票の数は、各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます)

   ➡ 応援投票は終了させていただきました。     
     みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

世界の人々の自立を応援する   みんなの地球村の基金    ご参加はこちら >>>

 

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「フェリシモ 地球村の基金」が今年支援したい6つの自立を支援するプロジェクト。
その中から、世界をよりしあわせにするためのプロジェクトの1つをみなさまにご紹介します。

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こんにちは、世界の医療団です。
みなさんはイエメンという国をご存知ですか?

アラビア半島南西部に位置しサウジアラビアと国境を接するイエメン。今、ここで「世界最悪の人道危機」が発生しています。

 

イエメンでは2015年から紛争が続いています。
反政府武装勢力とアラブ連合軍が、連日爆撃を繰り返しています。
2015年3月からこれまでに行われた空爆は1万6,000回以上。
1日に10発以上の爆音が国のどこかで響き、人々が逃げまどい、命を失っています。

病院や子どもの乗ったバスが誤爆され、学校、市場など、市民生活に不可欠なインフラは、1年で600か所以上(国連推計)も破壊されています。

 

日本で報道されることが少ないイエメンですが、現地は今、危機的状況にあります。

市民生活を脅かすのは爆撃だけではありません。

もともと食糧自給率の低いイエメン。
アラブ連合の国境・海上封鎖や、武装勢力による食糧支援の阻止により、
440万人がいつ命を落としてもおかしくない極度の飢餓状態におかれているのです。

特に、200万人以上の子ども、妊婦や授乳中の女性を含めば300万人以上の母子が栄養不足の状態にあり、一刻も早く緊急の支援が必要です。

 

earth2019_mdm_2.jpg傷ついた住民たちは支援をまっています

 

こうした悲惨な状況に追い打ちをかけるように、2019年、空爆による上下水道などのインフラ破壊で、衛生状態が極度に悪化。

コレラの流行が続いています。

2019年1月以降、現在までに報告されたこれらの発生件数は30万件以上。

コレラはワクチンで予防できますが、イエメンではワクチンを十分に確保できないため、特に免疫力の低い幼い子どもたちが命を落としています。

日本から遠く離れた土地で、しかし私たちと同じいのちが、今この時も、生きるためにあえいでいます。

 

医療機関も、紛争の被害を受けています。

2015年以来、120もの医療機関を狙った攻撃が記録されてきました。

2019年の調査では、イエメンにおけるヘルスケアのシステムはその半分以上が、物資の不足、人員の不足、交通の遮断などを理由に機能していないことがわかっています。

人々の命を救うため、世界の医療団はこのイエメンで、緊急支援活動を展開しています。

 

earth2019_mdm_3.jpg医療施設に必要な物資を届けます

 

各地に医療センターを設置、命を守るプライマリ・ヘルスケアに加え、妊娠中のお母さんたちへの診察や、爆撃で被害を受けた人たちへの心のケアを行うほか、コミュニティヘルスボランティアを育成して地域の人びとの健康を日常的に見守る体制づくりを行っています。

緊急時には患者を高度医療施設へ迅速に紹介する仕組みも整えました。

【2019年1月から8月までの期間】

  • 48,800件の無料診療診察を実施
  • 3,120件の無料妊産婦診療を実施
  • 18,200人のコミュニティヘルスボランティアを育成
  • 5,299人の子どもの栄養失調を発見、治療

世界の医療団は、危機的状況の解決に直接現地で関与している数少ない団体の一つとして、今日も活動を続けています。 

 

<主な活動内容>

私たち世界の医療団は、2015年以来、北部と南部の16の医療施設を支援しています。
2019年4月以降、コレラの蔓延を防ぐため、現地スタッフらへのトレーニング、薬の配布、基本的なインフラの再建など、新たな活動を追加しています。

これからの予定をいくつかご紹介します。

■ 爆撃で破壊された参加施設2ヵ所を含む11施設の修繕
■ ワクチン接種や救急外来などにあたるプライマリケア施設の再稼働
■ 栄養欠乏状態にある子どもたちの手当て
■ コレラのまん延への対応
■ 爆撃で被害を受けた人々へのこころのケア

どれもイエメンの人々を救うために、今すぐ必要なことばかりです。

急速に人道危機が深刻化するイエメンで、支援は全く十分ではありません。
一人でも多くの人に辿り着き、いのちを守るために、私たちの活動がまだまだ必要とされています。

 

<期待される効果>

世界の医療団は地元イエメンの保健省をサポートし、サヌア・イッブなど16か所の医療施設を支援しています。

【これまでの活動】

  • 90,000件以上の医療相談を実施しました。
  • 60人のコミュニティヘルスボランティアを育成しました。
  • 6,000人に、産前健診を含む5万件の無料診察を行いました。
  • 48,000件以上の心のケアを実施しました。
  • 7,500人の子ども達の栄養失調を手当てしました。
  • 特にケアが必要な方を高度医療機関へ紹介しました。

衛生状態の悪化とともに、イエメンで今までにない大規模なコレラの発生が確認されています。
これまでで既に30万人の発症が疑われ、2000人以上が命を落としています。
コレラは予防と適切な治療をすれば治すことの出来る感染症です。それを防ぐことができない。それが今のイエメンの状況です。

 

度重なる爆撃で傷つき、家族や友人を失った人たち。
イエメンでは、私たちの生活では考えられないような悲惨な事態が数多く発生しており、そうした中で、命を守る取り組みと並行して、心のケアが求められます。

治療するだけではなく、健康であることの喜びを届けられるように。

世界の医療団は、地域の人々に寄り添ったきめ細やかな支援で、人々が笑顔を取り戻すその日まで、きちんとサポートして行きます。

 

earth2019_mdm_4.jpg医療は人々に笑顔を届けることができます

 

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■「餓死寸前」のイエメン~世界最悪の人道危機に支援の手を~
実施場所:イエメン
実施期間:2019年8月~2020年7月末日
・世界の医療団さまのその他の支援活動はこちらから 

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「フェリシモ 地球村の基金」より、世界をよりしあわせにするための6つの自立を支援するプロジェクトの
応援投票を2019年11月1日から11月14日まで行います。

期間中、応援したいプロジェクトを選んで投票することで、そのプロジェクトを応援することができます。(投票の数は、各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます)

   ➡ 応援投票は終了させていただきました。     
     みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

世界の人々の自立を応援する   みんなの地球村の基金    ご参加はこちら >>>

 

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はじめまして。AMDA社会開発機構(以下、アムダマインズ)ミャンマー事務所の渡辺陽子と申します。私が駐在しているミャンマー連邦共和国は、2011年3月に民主化へと舵を切るまで軍事政権による実質的な鎖国状態が長く続き、50年以上にわたって世界経済から取り残されてきました。いまは様々な改革が進み、生活も大きく変わってきていますが、まだまだ国民の多くが厳しい生活を余儀なくされています。

今回ご支援を依頼するのは、農村部でのコミュニティセンターの建設です。場所はミャンマーの中央、やや北寄りに位置するチャウンゾン南村。1年間に700ミリほどしか雨の降らない中央乾燥地帯にあり、水が得にくいため稲作があまりできず、経済的に苦しい農民が多い上、乾燥した気候の影響で衛生状態も悪く、貧困の度合がとても高い村として知られています。

チャウンゾン南村を含め、235の村をたばねるパウッ郡の中心部からは32キロも離れており、一番近い医療施設まではバイクでも1時間半かかります。また、5月下旬から10月上旬まで続く雨季には道が泥でぬかるみ、通院することもできなくなります。そのため、行政の保健スタッフによる巡回診療が、村人にとってはとても大切な機会となっています。

こうした巡回診療や妊婦を対象とした予防接種、広く村人を対象とした健康教育はもちろん、様々な寄り合いや会合、自警団や女性組合の集まりなど、多目的に活用されているのがコミュニティセンターです。ところが現在のセンターは2009年に村人が建てた小さな木造のもので、杭は破損し、床は腐りかけ、雨漏りがする状況にあります。

 

earth2019_amdaminds_1.jpg屋根や壁が壊れている現在のコミュニティセンター

 

earth2019_amdaminds_2.jpg予防接種日のセンターの様子

 

毎月の予防接種日には、付き添いを含めて50~90人が集まるため、現在のコミュニティセンター(6m×4.5m)ではとても収容し切れません。また、壊れた床の隙間に足をはさみ怪我をする子どもが出るなど、問題が深刻になってきたことから、センターの利用を中止せざるを得なくなりました。代わりに村長の自宅を会場に予防接種や村のミーティングをするようにしていますが、スペースが足りないことに加えて、村長の不在時や訪問客がある際には使えないなど、問題はさらに大きくなっています。

 

earth2019_amdaminds_3.jpg床の隙間で怪我をする子どもがいるセンター内部

 

このままでは村人が安心して保健サービスを受けたり、村の問題を話し合ったりすることができず、苦しい生活状況の改善に向けた一歩を踏み出すことすらできない状況です。

そこで、村人と一緒に解決策を検討した結果、今よりも広く(12m×6m)、コンクリートも活用した安心安全なコミュニティセンターを建設することとし、私たちアムダマインズは、村人の気持ちに応え、できる限りの支援をしたいと考えています。

 

<主な活動内容>

チャウンゾン南村の住民が中心となって進めるコミュニティセンター建設計画に対し、技術面・資金面での支援を行ないます。取り組む活動は次の3つです。

①コミュニティセンター建設のための計画策定
村長を含む建設委員会を結成し、建設に必要な資材や見積りの確保、実施計画の策定を支援します。設計図面の作成など、専門技術が必要なことは、アムダマインズが担当します。

②コミュニティセンターの建設
基礎の穴掘り等は村人自身が担当し、その他の建設工事、石膏・塗装などの専門的な技術が必要な作業は業者に委託します。また、全ての施工管理はアムダマインズのエンジニアが行ないます。なお、建物には、本基金からの支援であることを示す銘板を設置します。

③建設後の維持管理
建設委員会のメンバーが中心となって、建設後の維持管理計画を策定します。修繕も含めた管理を自分たち自身でできるよう、アムダマインズが必要な知識や技術を支援します。

 

<期待される効果>

私たちアムダマインズは、次の3つのことが実現するよう、チャウンゾン南村の住民を支援します。

①安心して保健サービスを受けられるようになる
子どもや村人が怪我の心配なく、巡回診療や予防接種、健康教育などを受けられるようになります。

②村人が集い、地域の課題をいつでも話し合えるようになる
雨でも利用できる会合の場ができることで、いつでも寄り合いをもつことが可能になり、村の発展につながります。

③村の問題を自分たちで解決する能力が向上する
コミュニティセンター建設に必要な予算、計画の策定や維持管理計画は、すべて村人が中心となって行ないます。このプロセスを支援することで、村人は今後、他の課題に直面しても、話し合いを通じて自分たちで問題を解決していく力がつきます。

 

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■安心安全な暮らしに必要なコミュニティセンターを村人に!
実施場所:ミャンマー連邦共和国 マグウェ地域パウッ郡 チャウンゾン南村
実施期間:2020年2月~11月(10ヵ月間)
・AMDA社会開発機構さまのその他の支援活動はこちらから 

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「フェリシモ 地球村の基金」より、世界をよりしあわせにするための6つの自立を支援するプロジェクトの
応援投票を2019年11月1日から11月14日まで行います。

期間中、応援したいプロジェクトを選んで投票することで、そのプロジェクトを応援することができます。(投票の数は、各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます)

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     みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

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はじめまして、難民を助ける会(以下、AAR)タジキスタン事務所駐在員の大澤由恵です。私たちは、中央アジアに位置するタジキスタンで障がい者支援を行っています。
タジキスタンは、旧ソビエト連邦から独立した中央アジア諸国の中で唯一内戦を経験した、経済的に最も貧しい国です。

 

≪タジキスタンの障がい者を取り巻く課題≫

 タジキスタンの国としての障がい者への取り組みは立ち遅れています。2018年に世界177ヵ国が批准する障害者権利条約に署名はしたものの、国内法の整備が進まず、条約の加入までには至っていません。国の厳しい経済状況と障がい者への支援が行き届いていないことから、障がい者は大変厳しい環境に置かれています。

 加えて、タジキスタンでは、障がいのある子どもは健常者と異なる学校に通うべき、障がい者は家の仕事をすればよいという差別や偏見が根強く残っています。そのため、学校に通えない障がい児が多く、実際、タジキスタン全体では初等教育の就学率は97.5%である一方、障がい児の就学率は34%に留まっています。

 たとえ学校で教育を受けられたとしても、学校卒業後の就職口がなく、社会との接点を絶たれてしまい、貧困に陥るという課題もあります。

 

≪タジキスタンにおけるAARの取り組み≫

 AARは、2014年より障がい児の教育支援を継続し、これまでに280人の障がい児が新たに就学の機会を得ました。障がい児と健常者がともに学校で学ぶ環境は進んできているものの、卒業後の支援はまだ行き届いていません。そのため学校を卒業した障がい者は家の手伝いをして生活し、障がい者の社会参加の機会はほとんどありません。保護者や学校、障がい児支援を行う現地団体からは、障がい児が卒業後に自立して生活していけるよう、手に職をつけるための職業訓練を求める声が多く挙がっています。

 

earth2019_AAR_1.jpg

AARの障がい児教育研修を受けた教師が障がい児に合わせた指導を行っている様子。

 

≪プロジェクトの全体像≫

 このような背景から、AARは障がい者がより多く居住し、障がい者が職業訓練を受ける機会のないヒッサール市で、縫製技術を通じた障がい者の自立と社会参加を後押しするプロジェクトを実施します。

 タジキスタンでは、女性のワンピースを仕立てる文化があります。縫製技術を身につけると、近所から仕立てを依頼され、地域と繋がりながら生計を維持することができます。また、洋服の仕立ては、障がいのある人にとって体力をあまり使わず、家に居ながらでも作業できるため、仕事として始めやすいという利点もあります。

 実際に、縫製で生計を立てて活躍している障がい者がいるのを見て、他の障がい者からも仕立ての技術を学びたいという要望が多く寄せられています。

 少しでも仕事に結びつけられるように、縫製技術だけでなく、ビジネススキル(会計や顧客対応など)の研修も行います。受講対象に障がい者だけでなく、その家族を含めることで、普段障がい者の身の回りの世話のため働きに行くことが難しく貧困に陥りやすい家庭の支援にもつなげます。また、作品の展示会を開催し、地域の仕立て屋を招いて仕事に繋がる機会を提供します。

 一方、障がい者が地域で活躍していくには、周囲の理解が不可欠です。そのため、縫製研修には学校の家庭科の教師や学生ボランティアを受け入れ、障がい者の作業の補助を行うことで、地域における障がい者への理解も促進します。特に家庭課教師には事前に障がい児教育の研修を行い、一人ひとりに合った教授法の実践を積み、知識の定着を図ります。会場を障がい者教育に熱心な学校で行うことで、教師が知見を活かし、この活動を継続できるよう支援します。

 

earth2019_AAR_2.jpg縫製で生計を立てている障がい者。本プロジェクトでアドバイザーを務めます。

 

 

<主な活動内容>

①障がい者・家族への縫製・ビジネススキル研修

  • 15歳以上の対象者15名に1日3時間、週3回、6ヵ月実施します。加えて、2ヵ月の技術フォローアップを行います。
  • 講師は、縫製を仕立て屋が務め、ビジネススキルを首都にある職業訓練校教師が務めます。月に1回、縫製技術を持つ障がい者が指導補助にあたります。
  • 研修で必要なミシンや教材を購入します。
  • 作品展示のイベントを2回開催し、雇用に繋げるマッチングを行います。

 

②障がい者への理解促進のための活動

  • 関連団体のヌリオフトが、学校の家庭科教師を対象に障がい者教育研修を実施します。
  • 家庭科教師・学生/地域のボランティアを障がい者の縫製研修へ受け入れます。障がい者にとって難しい作業を補助することで、障がい者への理解を深めます。また、家庭科教師は事前に学んだ障がい者教育を実践し、知識の定着を図ります。
  • 作品展示のイベントに地域住民を招待し障がい者への理解を図ります。

 

<期待される効果>

 この活動を通して、障がい者とその家族は縫製技術とビジネススキルを習得することができます。9ヵ月の期間を通じて、受講者同士の関係が構築され、障がい者と家族が社会から孤立することを防ぎます。また、作品展示のイベントを通じて、受講者の仕事に結びつく雇用者や発注者と接点をもつ機会を得られます。

 一方、縫製・ビジネススキル研修に作業補助として参加する家庭科の教師は、事前に障がい児教育の教授法を学び、障がい児教育の実践を重ねることで、知識の定着を図ることができます。

 家庭科教師と同様、このプロジェクトで障がい者作業補助を担う学生ボランティアや地域のボランティア、作品展示イベントに招待する地域住民は障がいへの理解が深まり、地域内で障がい者と健常者が共に協力して生きる環境が後押しされます。

 障がい者は、社会から取り残されやすい存在です。このプロジェクトで活用する学校は地域のコミュニティーセンターの役割を担い、職業訓練を続けていく姿勢を見せています。AARタジキスタンは、フェリシモ地球村基金のみなさまのご協力を賜りながら、現地団体とともにこのプロジェクトが持続発展するよう支援していきます。

earth2019_AAR_3.jpg

以前学校で行った障がい理解に関する劇の様子。今回のプロジェクトでは、  
作品展示イベントの際、雇用についてより焦点をあてた障がい理解を促します。

 

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■タジキスタンにおける職業訓練を通じた障がいへの理解促進事業
実施場所:タジキスタン・ヒッサール市
実施期間:2020年2月~2020年10月(9ヵ月間)
・難民を助ける会さまのその他の支援活動はこちらから 

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「フェリシモ 地球村の基金」より、世界をよりしあわせにするための6つの自立を支援するプロジェクトの
応援投票を2019年11月1日から11月14日まで行います。

期間中、応援したいプロジェクトを選んで投票することで、そのプロジェクトを応援することができます。(投票の数は、各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます)

   ➡ 応援投票は終了させていただきました。     
     みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

世界の人々の自立を応援する   みんなの地球村の基金    ご参加はこちら >>>

 

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「フェリシモ 地球村の基金」が今年支援したい6つの自立を支援するプロジェクト。
その中から、世界をよりしあわせにするためのプロジェクトの1つをみなさまにご紹介します。

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はじめまして、特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパンの大原です。私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より国際協力活動をおこなっており、ネパールでは1995年より活動をおこなっています。ネパールで活動を開始した当初は、保健や栄養改善事業などを中心に支援してきましたが、2009年より、子どもたちへの教育支援も開始しました。貧しさの中で暮らす子どもたちが学校へ通い、学習を続け、学校を卒業できるよう、健やかな成長を支えています。

教育支援を開始してから6年が経った2015年4月、マグニチュード7.8の巨大な地震がネパールを襲いました。約9,000名にものぼる人々が亡くなり、チャイルド・ファンド・ジャパンが支援する地域では、多くの学校や家屋などの建物が倒壊するなど、甚大な被害がでました。

 

earth2019_childfund_1.jpg

地震で倒壊した学校

 

チャイルド・ファンド・ジャパンは、ただちに緊急支援をおこない、事業地で食料支援と仮の住まいのための資材の配布を開始しました。学校では、仮設教室を建設し、子どもたちが通常の生活に戻ることができるよう支援をおこないました。その後、子どもたちが安心して勉強できるように、政府の設定基準よりも頑丈なつくりの教室の再建を始めました。

完成した教室の中には授業で使用する教材やホワイトボードなどの備品も入り、きれいな教室の中からは子どもたちの笑い声が聞こえるようになりました。

校舎の次はトイレです。地震後、トタン板で周りを囲んだ仮設トイレを建設しましたが、簡易版の作りのため、長期使用には向いていません。汚臭のするトイレを避け、校外の森の中に入って用を足す子どもたちもいます。野外での排泄は、人目に晒されてしまうなど、特に女の子にリスクが及びます。また、仮設トイレや野外では、手洗い場が無いため、衛生面での課題が残ったままでした。

 

earth2019_childfund_2.jpg仮設トイレ

 

新しいトイレはレンガ造りで、高い位置に窓を作って明かりが入るようになっています。個室内はタイルづくりのため、水を流して掃除がしやすくなります。

 

earth2019_childfund_3.JPG他校で建設した新しいトイレ

 

きれいな教室で楽しく学べても、トイレに行きにくい学校では、子どもたちは学校に行きたくなくなります。特に思春期の女の子にとっては、安心して使えるトイレがあるかどうかが、学校に通う重要なポイントのひとつです。

また、トイレ建設後、子どもたちには「汚さないでトイレを使う方法」や「終わった後は必ず手を洗う」などトイレの使い方を教えるため、不衛生が原因の腹痛などの病気から子どもたちを守ることができます。

 

<主な活動内容>

ネパール大地震により被災した学校に、レンガでできた頑丈なつくりのトイレを建設します。3つの個室があるトイレ1棟を建設し、各個室には便器と水道を備え、トイレの外にも手洗い場を2ヵ所設けます。

個室は男の子用と女の子用に分けるため、女の子が躊躇することなくトイレを使用することができます。

トイレの利用については、先生が子どもたちと話し合い、清潔に使い、きれいな状態を保てるようにルールをつくって管理していきます。

 

<期待される効果>

新しく建設されたトイレを利用する他校の子どもたちに、感想を聞いてみました。

「新しいトイレは、建物がしっかりしていて、安全」、「天井が高く、トイレの中はタイルが貼られていて、水も流せるので、きれい」、「トイレの後は、外で手を洗える」といったように、喜びの声を聞くことができました。

快適になるのは、トイレの時間だけではありません。学校で具合が悪くなっても、すぐにトイレに行くことができるため、勉強にも集中でき、安心して学校に行くことができます。衛生環境を整えることで、子どもたちが楽しく学校生活を送ることができるようになります。

また、手洗いの習慣が病気の予防にもなり、子どもたちがみんなで約束を守ってトイレをきれいに保つことで、衛生習慣が身につくようになります。

SDGs(持続可能な開発目標)の目標6でも「安全な水とトイレを世界中に」が掲げられています。女の子をはじめ、子どもたちが安心安全にトイレを使うことができ、「すべての子どもに開かれた未来を」つくることを目指して、チャイルド・ファンド・ジャパンは活動を続けています。

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■清潔なトイレを建設しネパールの子どもたちを守るプロジェクト
実施場所:ネパール連邦民主共和国・シンドゥパルチョーク郡
実施期間:2020年4月~2020年5月
・チャイルド・ファンド・ジャパンさまのその他の支援活動はこちらから 

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こんにちは。シリア人の仲間と子ども支援を実施している、特定非営利活動法人ホープフル・タッチの高田です。これまでトルコでのシリア難民の子ども達への支援を行なってきましたが、シリア国内での活動を始めました。

2011年に始まったシリア戦争は現在も続いており、犠牲者数も明らかにはなっていません。最新の調査では、この戦争により2011年3月から2019年3月までに57万人が亡くなったとされていますが、実際にはこの人数を上回ると言われています。560万人が国外で、620万人が国内で避難生活を続けており、いまも戦闘のなか国内で生活している人々がいます。

この8年間で大きな犠牲を受けてきたシリア北部の主要都市ラッカは、未だ破壊されたままの状態で水や電気は1日通して繋がっていませんが、市内の秩序を徐々に取り戻しつつあります。

ラッカは2014年上旬にIslamic State(IS)により同組織の"首都"として支配下におかれ、服装、飲食、通信手段、水や電気の使用、物品売買といった基本的生活や生活秩序がコントロールされ、反逆を疑われた人は監禁、拷問、処刑、また見せしめとして市内で公開処刑されました。通信手段が制限されていたほか、各専門技術者を抱えていたISは情報操作と国際社会から非難を受ける可能性のある非人道的行為を公表しないよう、ネットワークにおけるコントロールも行なっていました。そのためラッカでの惨状は表面化しにくく、国際社会から忘れられた惨事ともなっていました。

 

earth2019_Hopeful_1.jpg

戦争により破壊されたシリアの町

 

2017年10月、アメリカ後援のクルド系有志連合によりラッカはISから解放され、日常生活における安全性や社会秩序が確保されつつあります。シリア戦争自体が未終結で、未だにインフラの不整備や戦闘による破壊など課題はあるものの、市内の復興も始まっています。

 

earth2019_Hopeful_2.jpg破壊された建物の瓦礫の掃除

 

ラッカ復興における重要課題のひとつが、戦争により心身への被害を受けた子ども達の健康な成長です。戦闘のため多くのシリア国内・国外避難民の子ども達が教育の機会を奪われていますが、特にラッカでは戦争により身体の一部を失った人々のほか、ISによる徹底的に非人道的な方法で、子どもであっても謂れのない罪により身体の一部を切断されることが稀ではありませんでした。

戦闘や拷問、処刑を日常的に目の当たりにすることは大きな心理的ストレスにも繋がります。教育においても、歴史や美術、スポーツ、哲学、心理学、科学などに関する科目が禁止され、IS独自の教科書が導入され、計算などにも銃器のイラストを用いるなどされていました。

4年間弱のISによる占領ではあったものの、この期間に子どもの心身の発達に負の影響を与えたのは明らかであり、今後のシリア国内の平和構築においても、子どもが心身ともに健康に成長することが期待されています。

2017年以降、少しずつ学校や教育センターが本来の教育の実践を取り戻し始めています。しかし、特に、戦争により障がいを負った子ども達が受けられる支援は非常に限られています。ラッカ県市民評議会の障がい者支援事務局では、障がいをもつ方々を登録し支援が受けられるチケットを配布していますが、実際は支援を提供できる機関が、ほとんど機能できていない状況にあります。子ども達の発達を支える機会は、ほとんどありません。

earth2019_Hopeful_3.jpg戦争による傷が残る男の子

 

<主な活動内容>

シリア・ラッカ県市内に在住し、戦争により障がいを負い、ほかに社会的活動に参加する機会のない子ども50名を対象に、特別支援コミュニティセンターを開校・運営します。同じくラッカ県市内に在住し、教育や子ども支援経験のある地域の方々に教員として協力していただきます。

戦争により心身へ被害を受けた子ども達が健康に発達できる機会を生み出し、子ども達や地域住民の方々の希望を創出していくことが、この活動の目的です。

  • 家庭訪問により障がいのある子ども達の生活状況を聞き取り、社会参加を促します。
  • 子ども個々人の発達に合わせた、アラビア語の読み書きや計算など基本的学習を提供します。
  • 描画や音楽などによるレクリエーション活動を提供します。
  • 他の支援機関と連携し、医療的・社会福祉的支援の機会へ繋げるソーシャルワーク機能を担います。

 

<期待される効果>
  • 2011年のシリア戦争以降、戦争により心身への被害を受け、特に弱い立場にある障がいのある子ども50名が、継続的・定期的に最低限の教育や心理社会的支援を受けることができます。
  • 戦争によるトラウマティックなストレスと日常的ストレスを抱えるなかで、子ども達が安心・安全に過ごすことのできる空間と時間を提供することができます。
  • 家庭のみでの生活が続いている子ども達が、社会的活動に参加できる機会を得ることができます。
  • 個々の子どもの発達に合わせて、読み書き・計算などの基礎学力を向上・維持できます。
  • 障がいのある子どもを対象とした継続的支援がない対象地で、子ども達が最低限の学用品を得て、教室での学習や自宅での自習ができるようになります。
  • 自由な言語的/非言語的表現を極端に抑圧されていた子ども達が、描画や音楽などのレクリエーション活動によって、少しずつ自己表現し自尊心を高めていくことができます。
  • 限られた支援リソースのなかで他の支援機関と徐々に連携していくことで、対象地における今後のソーシャルワークネットワークの発展に寄与できます。

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■戦争で障がいをもった子ども達への緊急人道支援(シリア)
実施場所:シリア・アラブ共和国、ラッカ県市内
実施期間:2020年1月~2020年12月
・ホープフル・タッチさまのその他の支援活動はこちらから 

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