「フェリシモ 地球村の基金」が今年支援したい6つの自立を支援するプロジェクト。
その中から、世界をよりしあわせにするためのプロジェクトの1つをみなさまにご紹介します。

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はじめまして。AMDA社会開発機構(以下、アムダマインズ)ミャンマー事務所の渡辺陽子と申します。私が駐在しているミャンマー連邦共和国は、2011年3月に民主化へと舵を切るまで軍事政権による実質的な鎖国状態が長く続き、50年以上にわたって世界経済から取り残されてきました。いまは様々な改革が進み、生活も大きく変わってきていますが、まだまだ国民の多くが厳しい生活を余儀なくされています。

今回ご支援を依頼するのは、農村部でのコミュニティセンターの建設です。場所はミャンマーの中央、やや北寄りに位置するチャウンゾン南村。1年間に700ミリほどしか雨の降らない中央乾燥地帯にあり、水が得にくいため稲作があまりできず、経済的に苦しい農民が多い上、乾燥した気候の影響で衛生状態も悪く、貧困の度合がとても高い村として知られています。

チャウンゾン南村を含め、235の村をたばねるパウッ郡の中心部からは32キロも離れており、一番近い医療施設まではバイクでも1時間半かかります。また、5月下旬から10月上旬まで続く雨季には道が泥でぬかるみ、通院することもできなくなります。そのため、行政の保健スタッフによる巡回診療が、村人にとってはとても大切な機会となっています。

こうした巡回診療や妊婦を対象とした予防接種、広く村人を対象とした健康教育はもちろん、様々な寄り合いや会合、自警団や女性組合の集まりなど、多目的に活用されているのがコミュニティセンターです。ところが現在のセンターは2009年に村人が建てた小さな木造のもので、杭は破損し、床は腐りかけ、雨漏りがする状況にあります。

 

earth2019_amdaminds_1.jpg屋根や壁が壊れている現在のコミュニティセンター

 

earth2019_amdaminds_2.jpg予防接種日のセンターの様子

 

毎月の予防接種日には、付き添いを含めて50~90人が集まるため、現在のコミュニティセンター(6m×4.5m)ではとても収容し切れません。また、壊れた床の隙間に足をはさみ怪我をする子どもが出るなど、問題が深刻になってきたことから、センターの利用を中止せざるを得なくなりました。代わりに村長の自宅を会場に予防接種や村のミーティングをするようにしていますが、スペースが足りないことに加えて、村長の不在時や訪問客がある際には使えないなど、問題はさらに大きくなっています。

 

earth2019_amdaminds_3.jpg床の隙間で怪我をする子どもがいるセンター内部

 

このままでは村人が安心して保健サービスを受けたり、村の問題を話し合ったりすることができず、苦しい生活状況の改善に向けた一歩を踏み出すことすらできない状況です。

そこで、村人と一緒に解決策を検討した結果、今よりも広く(12m×6m)、コンクリートも活用した安心安全なコミュニティセンターを建設することとし、私たちアムダマインズは、村人の気持ちに応え、できる限りの支援をしたいと考えています。

 

<主な活動内容>

チャウンゾン南村の住民が中心となって進めるコミュニティセンター建設計画に対し、技術面・資金面での支援を行ないます。取り組む活動は次の3つです。

①コミュニティセンター建設のための計画策定
村長を含む建設委員会を結成し、建設に必要な資材や見積りの確保、実施計画の策定を支援します。設計図面の作成など、専門技術が必要なことは、アムダマインズが担当します。

②コミュニティセンターの建設
基礎の穴掘り等は村人自身が担当し、その他の建設工事、石膏・塗装などの専門的な技術が必要な作業は業者に委託します。また、全ての施工管理はアムダマインズのエンジニアが行ないます。なお、建物には、本基金からの支援であることを示す銘板を設置します。

③建設後の維持管理
建設委員会のメンバーが中心となって、建設後の維持管理計画を策定します。修繕も含めた管理を自分たち自身でできるよう、アムダマインズが必要な知識や技術を支援します。

 

<期待される効果>

私たちアムダマインズは、次の3つのことが実現するよう、チャウンゾン南村の住民を支援します。

①安心して保健サービスを受けられるようになる
子どもや村人が怪我の心配なく、巡回診療や予防接種、健康教育などを受けられるようになります。

②村人が集い、地域の課題をいつでも話し合えるようになる
雨でも利用できる会合の場ができることで、いつでも寄り合いをもつことが可能になり、村の発展につながります。

③村の問題を自分たちで解決する能力が向上する
コミュニティセンター建設に必要な予算、計画の策定や維持管理計画は、すべて村人が中心となって行ないます。このプロセスを支援することで、村人は今後、他の課題に直面しても、話し合いを通じて自分たちで問題を解決していく力がつきます。

 

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■安心安全な暮らしに必要なコミュニティセンターを村人に!
実施場所:ミャンマー連邦共和国 マグウェ地域パウッ郡 チャウンゾン南村
実施期間:2020年2月~11月(10ヵ月間)
・AMDA社会開発機構さまのその他の支援活動はこちらから 

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「フェリシモ 地球村の基金」より、世界をよりしあわせにするための6つの自立を支援するプロジェクトの
応援投票を2019年11月1日から11月14日まで行います。

期間中、応援したいプロジェクトを選んで投票することで、そのプロジェクトを応援することができます。(投票の数は、各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます)

   ➡ 応援投票は終了させていただきました。     
     みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

世界の人々の自立を応援する   みんなの地球村の基金    ご参加はこちら >>>

 

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