「フェリシモ 地球村の基金」が今年支援したい6つの自立を支援するプロジェクト。
その中から、世界をよりしあわせにするためのプロジェクトの1つをみなさまにご紹介します。

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こんにちは、世界の医療団です。
みなさんはイエメンという国をご存知ですか?

アラビア半島南西部に位置しサウジアラビアと国境を接するイエメン。今、ここで「世界最悪の人道危機」が発生しています。

 

イエメンでは2015年から紛争が続いています。
反政府武装勢力とアラブ連合軍が、連日爆撃を繰り返しています。
2015年3月からこれまでに行われた空爆は1万6,000回以上。
1日に10発以上の爆音が国のどこかで響き、人々が逃げまどい、命を失っています。

病院や子どもの乗ったバスが誤爆され、学校、市場など、市民生活に不可欠なインフラは、1年で600か所以上(国連推計)も破壊されています。

 

日本で報道されることが少ないイエメンですが、現地は今、危機的状況にあります。

市民生活を脅かすのは爆撃だけではありません。

もともと食糧自給率の低いイエメン。
アラブ連合の国境・海上封鎖や、武装勢力による食糧支援の阻止により、
440万人がいつ命を落としてもおかしくない極度の飢餓状態におかれているのです。

特に、200万人以上の子ども、妊婦や授乳中の女性を含めば300万人以上の母子が栄養不足の状態にあり、一刻も早く緊急の支援が必要です。

 

earth2019_mdm_2.jpg傷ついた住民たちは支援をまっています

 

こうした悲惨な状況に追い打ちをかけるように、2019年、空爆による上下水道などのインフラ破壊で、衛生状態が極度に悪化。

コレラの流行が続いています。

2019年1月以降、現在までに報告されたこれらの発生件数は30万件以上。

コレラはワクチンで予防できますが、イエメンではワクチンを十分に確保できないため、特に免疫力の低い幼い子どもたちが命を落としています。

日本から遠く離れた土地で、しかし私たちと同じいのちが、今この時も、生きるためにあえいでいます。

 

医療機関も、紛争の被害を受けています。

2015年以来、120もの医療機関を狙った攻撃が記録されてきました。

2019年の調査では、イエメンにおけるヘルスケアのシステムはその半分以上が、物資の不足、人員の不足、交通の遮断などを理由に機能していないことがわかっています。

人々の命を救うため、世界の医療団はこのイエメンで、緊急支援活動を展開しています。

 

earth2019_mdm_3.jpg医療施設に必要な物資を届けます

 

各地に医療センターを設置、命を守るプライマリ・ヘルスケアに加え、妊娠中のお母さんたちへの診察や、爆撃で被害を受けた人たちへの心のケアを行うほか、コミュニティヘルスボランティアを育成して地域の人びとの健康を日常的に見守る体制づくりを行っています。

緊急時には患者を高度医療施設へ迅速に紹介する仕組みも整えました。

【2019年1月から8月までの期間】

  • 48,800件の無料診療診察を実施
  • 3,120件の無料妊産婦診療を実施
  • 18,200人のコミュニティヘルスボランティアを育成
  • 5,299人の子どもの栄養失調を発見、治療

世界の医療団は、危機的状況の解決に直接現地で関与している数少ない団体の一つとして、今日も活動を続けています。 

 

<主な活動内容>

私たち世界の医療団は、2015年以来、北部と南部の16の医療施設を支援しています。
2019年4月以降、コレラの蔓延を防ぐため、現地スタッフらへのトレーニング、薬の配布、基本的なインフラの再建など、新たな活動を追加しています。

これからの予定をいくつかご紹介します。

■ 爆撃で破壊された参加施設2ヵ所を含む11施設の修繕
■ ワクチン接種や救急外来などにあたるプライマリケア施設の再稼働
■ 栄養欠乏状態にある子どもたちの手当て
■ コレラのまん延への対応
■ 爆撃で被害を受けた人々へのこころのケア

どれもイエメンの人々を救うために、今すぐ必要なことばかりです。

急速に人道危機が深刻化するイエメンで、支援は全く十分ではありません。
一人でも多くの人に辿り着き、いのちを守るために、私たちの活動がまだまだ必要とされています。

 

<期待される効果>

世界の医療団は地元イエメンの保健省をサポートし、サヌア・イッブなど16か所の医療施設を支援しています。

【これまでの活動】

  • 90,000件以上の医療相談を実施しました。
  • 60人のコミュニティヘルスボランティアを育成しました。
  • 6,000人に、産前健診を含む5万件の無料診察を行いました。
  • 48,000件以上の心のケアを実施しました。
  • 7,500人の子ども達の栄養失調を手当てしました。
  • 特にケアが必要な方を高度医療機関へ紹介しました。

衛生状態の悪化とともに、イエメンで今までにない大規模なコレラの発生が確認されています。
これまでで既に30万人の発症が疑われ、2000人以上が命を落としています。
コレラは予防と適切な治療をすれば治すことの出来る感染症です。それを防ぐことができない。それが今のイエメンの状況です。

 

度重なる爆撃で傷つき、家族や友人を失った人たち。
イエメンでは、私たちの生活では考えられないような悲惨な事態が数多く発生しており、そうした中で、命を守る取り組みと並行して、心のケアが求められます。

治療するだけではなく、健康であることの喜びを届けられるように。

世界の医療団は、地域の人々に寄り添ったきめ細やかな支援で、人々が笑顔を取り戻すその日まで、きちんとサポートして行きます。

 

earth2019_mdm_4.jpg医療は人々に笑顔を届けることができます

 

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■「餓死寸前」のイエメン~世界最悪の人道危機に支援の手を~
実施場所:イエメン
実施期間:2019年8月~2020年7月末日
・世界の医療団さまのその他の支援活動はこちらから 

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「フェリシモ 地球村の基金」より、世界をよりしあわせにするための6つの自立を支援するプロジェクトの
応援投票を2019年11月1日から11月14日まで行います。

期間中、応援したいプロジェクトを選んで投票することで、そのプロジェクトを応援することができます。(投票の数は、各プロジェクトへの拠出金額の参考にさせていただきます)

   ➡ 応援投票は終了させていただきました。     
     みなさまから、たくさんの応援(投票)をいただきありがとうございました。

世界の人々の自立を応援する   みんなの地球村の基金    ご参加はこちら >>>

 

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