2018年に「地球村の基金」で支援をしているプロジェクト「カンボジア「村の幼稚園」保育者育成支援」の活動レポートを幼い難民を考える会さまからいただきましたので、みなさまにご報告します。

 

<プロジェクトの実績報告>

2019年10月18日から実施した保育者研修を終えた新任保育者3名は、各自の村に戻り教室の準備をして、11月27日、28日、29日に相次いで「村の幼稚園」を開園しました。そして、当会保育アドバイザーとスタッフが12月以降にモニタリングを行い、クラスの様子を観察したあと技術指導を行いました。

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コンポンバスロタボンの保育者は、子どもとの接し方や教え方を習得しているので、授業計画作りなどの管理業務も問題なく実施することができています。しかし、トロピエンクロプーとトクホートでは、保育者が若いせいか、まだスムーズにクラスを進めることができません。

3園はともに登録児童数が多すぎるので、地区の幼児教育担当者と連携をし、3歳児の受け入れの調整をするなど、保育者が適切な環境で子どもを教えることができるように検討をしています。

 

<現地の様子・現地の声>

子どもたちは友だちの名前を覚えて、教室に入る前に手を洗い、靴とカバンを棚にしまうようになりました。この3村の幼稚園に子どもを通わせたい親は多く、幼稚園は子どもたちの活気にあふれています。

特にトロピエンクロプーでは児童数が定員の倍にもなりましたが、「お母さんたちに頼まれると断れない」とサリス先生は言います。

 

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子どもたちは目上のひとへの挨拶もできるようになり、クラスのルールも理解しました。歌を歌ったり、子音をいくつか覚えて、数字は1から6まで数えられるようになりました。

先生を手伝って椅子を並べたり、家でも手伝いをするようになりました。12月の時点では先生からの質問に答えることができませんでしたが、2月になると恥ずかしがらずに答えることができるようになりました。

 

<支援者へのメッセージ>

今年度の「村の幼稚園」の事前研修は、若い保育者が参加して行われました。従来は、村で仕事をしていない中高年の女性が村長から頼まれて保育者となることを引受けるケースが多かったのですが、今年は、保育者になろうと自ら希望した参加者でした。そのため、自主的に質問をしたり、子どもに教える練習もしています。

背景に、幼稚園の保育者の給与水準が上がり、若い人にとって魅力のある仕事になってきたことがあります。出稼ぎに行かなくても、幼稚園が村に残って働ける場になったことは、幼稚園を継続運営するにおいても追い風になり、みなさまからのご支援が長い期間にわたって活かされてゆくかたちが整いつつあります。

(認定NPO法人幼い難民を考える会 片山さまより)

 

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