羽の生えた封筒/一瞬何枚も入っているように見える封筒
その1:羽根の生えた封筒
お題を聞いて真っ先に浮かんだ風景、それは・・・お札に羽根が生えて飛んでいく場面だ。うちの母もよく「お金に羽根が生えてるようだわ!」とボヤいていた。
そんな感じの封筒を作ってみた。
特に付ける角度や位置がなかなか決まらない。なめてた。
翼の生えたエンジェル、じゃなくて万札。
透けてなおかつハリのある紙で封筒を作り、背中に白い紙で羽根を生やしてみた。
羽根の造型とか、付ける位置とか、やってみると意外と、細かい試行錯誤の連続だった。
羽根は折りたたんで格納もできる。
お金を入れないうちは、どこかに止まって休んでいるという状態である。
それがひとたび、お金を入れて羽根を広げると・・・
憎らしいほどに、スイーッと。
この青空に
翼を広げ
遠く去っていく・・・
さっきまで私のものだったのに。
私のところから飛んでゆきたい・・・のか?えぇ?諭吉さんよ!
くぅーっ。
こうやって羽根を広げて人にお金を渡せば、今月のキツい財布事情を言外に匂わせつつも
「あぁまたお金が飛んでいく~」など言い添えておちゃらけ感を出すことができ、
場を和ませることができる。
お正月に3袋、4袋と渡り鳥のように連なって飛んでいく場合はなおさら
「あぁ、おばさん、お年玉でツラそうだけどその反面なんだか楽しそうだわ」と、親戚ウケもよくなるに違いない。
きっと帰ってくるんだよ~!
その2:一瞬何枚も入っているように見える封筒
もうひとつ考えてみたのだが、こちらはまあプロトタイプということで勘弁願えれば
(いきなりの試作発言)。
一見、ふつうの封筒に見えるが・・・
ミラーペーパーという紙が画材屋さんにあったので、買ってみた。
これをミラー面を内側にして、封筒を作る。
ミラーは写り込みがあるので撮影が難しい。作業部屋の天井です。
そしてお札を入れますってぇと!
ミラー効果で何枚にも増えてみえるって寸法だ。
おお、一見1万円が3万円くらいに!
うほほ!ルンバでも買っちゃおうかしら。
ただしよく見ると絵柄が反転してるし、
もっとよく見ようと封筒を丸く広げると映っているお札もびろーんと広がって異様に大きくなってしまう。
あくまで一瞬、喜ぶだけで、あとは空しさの残る封筒となった。
いいなと思ったらクリック!
\点数が高いほど商品化に近づきます/
コメント
お年玉の時までに商品化されたらいいですね。親戚で盛り上がれそうです。
どの封筒も気になる…!
「一瞬何枚も入っているかのように見える」やつでいちばん笑いましたので、
こちらにいいね!
お金とは羽が生えたように飛んでゆくもの。。。
めちゃくちゃ可愛い!
お金を渡す というあまり気の進まない行為が楽しくなっちゃう
ナイスアイデア!
どれも、面白いです。
どれもおもしろいー!
旦那のおこずかいをミラー袋であげたら、一瞬喜ぶかな。
コメントを投稿する